Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド
クライアント製品に障害が発生した場合は,障害情報を採取して,弊社問い合わせ窓口に連絡してください。ほかに採取の必要な情報があれば,それぞれの採取方法に従って各情報を採取してください。
ここでは,機能別の採取する情報と採取するファイルの一覧を,表3-1に示します。
実際の採取方法及び詳細説明は,表3-2の各機能の採取情報の記載場所を参考に,3.2節以降の本文を参照してください。
なお,表3-1のファイルで,ファイルのパスが「\」から始まっているものは,Integrated Desktopのインストールディレクトリ下であることを示します。
表3-1 機能ごとの採取する情報とファイル
機能 採取情報 ファイル 各機能で共通に採取する項目 スナップショット
情報\Desktop\Log\Debug.log及び
\common\Log\Debug.log
又は
\Desktop\Log下の全ファイル及び
\common\Log下の全ファイルトレース情報 \Desktop\Log\Trace.log及び
\common\Log\Trace.log
又は
\Desktop\Log下の全ファイル及び
\common\Log下の全ファイル(Integrated Desktopの作業環境で発生した障害の)
プロファイル情報\Desktop\Log\Profile.log及び
\common\Log\Profile.log
又は
\Desktop\Log下の全ファイル及び
\common\Log下の全ファイルメール エラーログ情報 \Address\Trace\gmail.ras (電子アドレス帳などの)エラーログ情報 \Address\Trace\gmail.ras (外部宛先台帳の)
エラーログ情報Directory Clientインストールディレクトリ\Log
\gadirxx.trc(xxは2桁の数字)エージェント 関数トレースなどのトレース情報 レジストリキー「FILENAME」のファイル アプリケーションエラーの種類 Windowsディレクトリ下のAgtExcpt.log エージェント定義
情報個人フォルダのパス\Agent下の全ファイル テンプレート定義
データ解析結果情報レジストリキー「HTMLTraceFilename」のファイル 電子帳票 電子帳票コマンド
トレースレジストリ「Path」に指定したディレクトリ下のファイル 案件情報トレース Form Clientインストールディレクトリ\Log\WfTrace
\Wftrxxxx.log(xxxxは10進数の通し番号)共用キャビネット
連携処理トレースForm Clientインストールディレクトリ\Log\DocMan
\dmtrxxxx.log(xxxxは10進数の通し番号)Formメモリ管理ログ システムのテンポラリディレクトリ\ETErrLog32.tmp エラーメッセージログ Form Clientインストールディレクトリ\Log\Message\Messagex.log(xは0から9までの通し番号) 情報取得ツールで
採取する情報取得後,特定のファイルに格納する ODBCトレース ODBCトレース実行時に指定したファイル 共用キャビネット エラーログ情報 \DocMan\spool\gdmcbed.log,
\DocMan\spool\gdmcbed2.log,
\DocMan\spool\gdmcapi.log及び
\DocMan\spool\gdmcapi2.logワーク
フローエラーログ情報 \Workflow\Log\wfcltrc.cur,
\Workflow\Log\wfcltrc.pre,
Windowsディレクトリ下のwfcltrc.cur,wfcltrc.pre,wfclapi.log及びwfclap2.logトレース情報 \Workflow\Log\wferrinf Groupmax Process Manager トレース情報 \Desktop\Log及び\common\Log\Mlogfile.log
又は\common\Log\gmaxprc.log
(又はレジストリ「AccessLogFile」及び「MessageLogFile」のファイル)注 情報を採取する前に,Groupmaxの終了やレジストリキーの変更が必要な場合があります。詳細は各情報の本文を参照してください。
3.2節以降で説明している障害情報及びその記載場所を表3-2に示します。
表3-2 障害情報とその記載場所
記載している情報 説明概要 記載場所 障害報告時に併せて連絡していただきたい項目 障害を弊社問い合わせ窓口に連絡するときに,併せて連絡していただきたい項目を説明しています。 3.2 共通して採取する障害情報 Groupmaxのクライアント機能の使用中に障害が発生した場合,ほとんどの状況で共通して採取するIntegrated Desktopのスナップショット,トレース情報及びプロファイル情報の採取方法について説明しています。 3.3 統合セットアップで障害が発生した場合の障害情報 統合セットアップで障害が発生したときの採取情報を説明しています。 3.4.1 メール機能で障害が発生した場合の障害情報 メール機能で障害が発生したときの採取情報及び採取方法を説明しています。
また,電子アドレス帳,ローカル宛先台帳又はローカル宛先ファイル変換ユティリティ機能で障害が発生した場合,及び外部宛先台帳で障害が発生した場合の採取情報及び採取方法を説明しています。3.4.2 エージェント機能で障害が発生した場合の障害情報 エージェント機能で障害が発生したときの採取情報及び採取方法を説明しています。 3.4.3 スケジュール管理機能で障害が発生した場合の障害情報 スケジュール管理機能で障害が発生したときの採取情報を説明しています。 3.4.4 電子帳票機能で障害が発生した場合の障害情報 電子帳票機能で障害が発生したときの採取情報及び採取方法を説明しています。 3.4.5 共用キャビネットで障害が発生した場合の障害情報 共用キャビネットで障害が発生したときの採取情報及び採取方法を説明しています。 3.4.6 ワークフロー案件処理機能で障害が発生した場合の障害情報 ワークフロー案件処理機能で障害が発生したときの採取情報及び採取方法を説明しています。 3.4.7 Groupmax Process Managerのトレース情報 Groupmax Process Managerの,トレース情報の採取方法を説明しています。 3.4.8
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