Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド
Groupmax Process Managerのトレース情報は,障害情報採取の設定ツールを起動して採取を指定することができます。障害情報採取の設定ツールを使用すると,レジストリエディタを起動せずに情報が採取できるので便利です。障害情報採取の設定ツールの操作方法及び情報の出力先については,「3.3.1 障害情報採取の設定ツールでの障害情報採取」を参照してください。
Groupmax Process Managerのトレース情報は,障害情報採取の設定ツールで設定する他に,コントロールキー操作での設定方法とレジストリからの設定方法があります。ここではそれぞれの方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) コントロールキー操作での設定方法
- (2) レジストリからの設定方法
(1) コントロールキー操作での設定方法
- 操作
- Groupmax Process Managerを選択した状態にして
- [Ctrl]+[Alt]+[Shift]+[O(アルファベットのオー)]を同時に押します。
- 採取情報
- Integrated Desktopインストールディレクトリ下のCommon\Log\の下のGmaxprc.logファイル
(2) レジストリからの設定方法
Groupmaxのクライアントを終了させてから,regeditコマンドなどを使用して各レジストリキーの値を変更し,障害を再現させて,レジストリに指定したファイルを採取してください。
- 注意
- レジストリを変更した場合は,トレース情報を取得する操作が終了したら,レジストリ「AccessLogFile」と「MessageLogFile」を削除してください。
なお,レジストリキーの設定方法については,「3.5 レジストリキーの設定方法」を参照してください。
次に,トレース情報の採取操作,採取する情報,及び変更するレジストリの位置と値を示します。
- 操作
- レジストリキーの追加・変更後,障害操作を再現します。
- 採取情報
- レジストリ「AccessLogDir」に指定したディレクトリ下のすべてのファイルと「MessageLogFile」に指定したファイル
- レジストリの位置
- AccessLogDir:DLLのログファイルを出力するディレクトリ〈文字列〉
- ディレクトリはフルパスで指定します。
- MessageLogFile:Groupmax Process Managerのログを出力するファイル名〈文字列〉
- ファイル名はフルパスで指定します。
- 注 AccessLogDirに指定したディレクトリが存在しない場合,そのディレクトリ名をエクスプローラやファイルマネージャなどで作成しておいてください。
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