Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド

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3.4.8 Groupmax Process Managerのトレース情報の採取

Groupmax Process Managerのトレース情報は,障害情報採取の設定ツールを起動して採取を指定することができます。障害情報採取の設定ツールを使用すると,レジストリエディタを起動せずに情報が採取できるので便利です。障害情報採取の設定ツールの操作方法及び情報の出力先については,「3.3.1 障害情報採取の設定ツールでの障害情報採取」を参照してください。

Groupmax Process Managerのトレース情報は,障害情報採取の設定ツールで設定する他に,コントロールキー操作での設定方法とレジストリからの設定方法があります。ここではそれぞれの方法について説明します。

<この項の構成>
(1) コントロールキー操作での設定方法
(2) レジストリからの設定方法

(1) コントロールキー操作での設定方法

操作
Groupmax Process Managerを選択した状態にして
[Ctrl]+[Alt]+[Shift]+[O(アルファベットのオー)]を同時に押します。

採取情報

(2) レジストリからの設定方法

Groupmaxのクライアントを終了させてから,regeditコマンドなどを使用して各レジストリキーの値を変更し,障害を再現させて,レジストリに指定したファイルを採取してください。

注意
レジストリを変更した場合は,トレース情報を取得する操作が終了したら,レジストリ「AccessLogFile」と「MessageLogFile」を削除してください。

なお,レジストリキーの設定方法については,「3.5 レジストリキーの設定方法」を参照してください。

次に,トレース情報の採取操作,採取する情報,及び変更するレジストリの位置と値を示します。

操作
レジストリキーの追加・変更後,障害操作を再現します。

採取情報
レジストリ「AccessLogDir」に指定したディレクトリ下のすべてのファイルと「MessageLogFile」に指定したファイル

レジストリの位置
[図データ]
AccessLogDir:DLLのログファイルを出力するディレクトリ〈文字列〉
ディレクトリはフルパスで指定します。
MessageLogFile:Groupmax Process Managerのログを出力するファイル名〈文字列〉
ファイル名はフルパスで指定します。

注 AccessLogDirに指定したディレクトリが存在しない場合,そのディレクトリ名をエクスプローラやファイルマネージャなどで作成しておいてください。

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