Groupmax クライアント Version 6 運用・構築ガイド

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3.3.1 障害情報採取の設定ツールでの障害情報採取

障害情報採取の設定ツールの起動及びウィンドウの操作方法を次に示します。

起動
エクスプローラなどでIntegrated Desktopインストールディレクトリ下のDesktop\Programの下にあるgmidtool.exeを実行します。図3-1に示す[障害情報採取の設定]ウィンドウが表示されます。
図3-1 [障害情報採取の設定]ウィンドウ
[図データ]

ウィンドウの操作
注意
障害情報を採取する前に,Groupmax Process Managerが停止していること,及び,採取した情報の出力先に上書きされては困るデータがないことを確認してください。
  1. 採取したい情報のチェックボックスをチェックする
    共通して採取する情報を設定する場合は,通常「プロファイル情報を採取する」「関数トレースを採取する」及び「スナップショットを採取する」をチェックします。
    障害情報の一部(関数トレース,Groupmax Process Managerのトレース)は前回の出力データに追加して出力されます。ハードディスクの圧迫の原因ともなりますので,前回のデータが必要ない場合は[前回のデータをクリア]ボタンをクリックしてから,障害情報を採取します。
  2. [設定して閉じる]ボタン又は[更新]ボタンをクリックする
    情報の採取が設定されます。[設定して閉じる]ボタンをクリックした場合は,ウィンドウが閉じます。
  3. 障害を再現させる
    障害情報が採取されます。
  4. 情報を採取した後は,採取する情報のチェックボックスのチェックをすべてはずしてから[設定して閉じる]ボタンをクリックする

障害情報の出力先
採取した障害情報は,それぞれIntegrated Desktopインストールディレクトリ下の次に示すファイルに出力されます。
  • プロファイル情報
    Desktop\Log\Profile.log及びcommon\Log\Profile.log
  • 異常終了時のダンプ情報
    Desktop\Log\Abend.dmp及びcommon\Log\Abend.dmp
  • 関数トレース
    Desktop\Log\Trace.log及びcommon\Log\Trace.log
  • スナップショット
    Desktop\Log\Debug.log及びcommon\Log\Debug.log
  • Groupmax Process Managerのトレース
    common\Log及びcommon\Log\Mlogfile.log

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