分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説

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3.3 メッセージ制御

OpenTP1システムでは,OpenTP1を使っていないシステムと通信するために,各種の通信プロトコルに準拠した形式の通信ができます(メッセージ制御機能)。この通信形態を使うと,OpenTP1を使っていないシステムと水平,または垂直分散型のネットワークシステムを構築できます。

OpenTP1のメッセージ制御機能を使うときは,次に示す製品が前提となります。

メッセージ制御機能で使うUAPは,MHPです。さらに,一部のメッセージの送受信はSPPでもできます。

なお,OSがWindowsの場合は,一部の機能が使用できません。Windowsでサポートしていないメッセージ制御機能については,マニュアル「OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編」を参照してください。

<この節の構成>
3.3.1 メッセージ送受信
3.3.2 メッセージの構造
3.3.3 アプリケーションプログラムの構造とアプリケーション名の関連
3.3.4 メッセージの通信形態
3.3.5 通信形態に依存しないメッセージ
3.3.6 メッセージ制御のトランザクション
3.3.7 MHPの起動
3.3.8 メッセージキュー
3.3.9 アプリケーションプログラムのメッセージ送受信
3.3.10 メッセージを送信する順序
3.3.11 オンライン中のMCF通信サービスの部分入れ替え
3.3.12 MCF構成変更再開始機能