分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説
TxRPCインタフェースとは,X/Openで規定するクライアント/サーバ形態の通信方法です。OpenTP1のUAPプロセス間で,TxRPCインタフェースの方式で通信できます。
ほかのクライアント/サーバ形態の通信と異なり,TxRPCの通信ではユーザが作成した関数をクライアントから呼び出して通信します。
TxRPCの通信をするUAPでは,OpenTP1のRPC(dc_rpc_call関数)を使って,ほかのUAPと通信することもできます。
TxRPCの通信方法には,DCE RPCを使うかどうかで次に示す2種類があります。
TxRPC通信については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」を参照してください。
TxRPCで通信するUAPとして,次のものが作成できます。
TxRPC通信では,作成するUAPの種類によって,前提となるライブラリが異なります。
次に示す製品がシステムに組み込んであることが前提です。
TxRPCの通信をするUAPを作成するときの手順を,次の図に示します。
図3-26 TxRPC通信のUAP作成手順
TxRPCの通信のUAPを作成する手順については,マニュアル「OpenTP1 プログラム作成の手引」,および「OpenTP1 プログラム作成リファレンス C言語編」を参照してください。
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