Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
クラスタを使用して,Compute Systems Managerの運用を開始するための環境設定では,データベースをバックアップしたり,必要なデータを共有ディスクへ移行したりします。
管理サーバに次の空き容量があることを確認してください。
- データベースのバックアップに必要な空き容量:
データベースをバックアップするための確認事項を参照して,空き容量を確認します。- 共有ディスクに必要な空き容量:
- データベースを移行するために指定する再作成先に必要な容量
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベース容量※>+
<Compute Systems Managerと同一ホストにインストールされているCompute Systems Managerを含むすべてのHitachi Command Suite製品のデータベース容量※>- Windowsの管理サーバでデプロイメントマネージャーを使用する場合,イメージファイルを移行するために必要な容量
- Compute Systems Managerが使用する作業ディレクトリを格納するために必要な容量
Compute Systems Managerが使用する作業ディレクトリについては,次のファイルに定義するhcsm.shared.directoryプロパティの説明を参照してください。
Windows:
<Compute Systems Managerのインストールディレクトリ>\ComputeSystemsManager\conf\user.properties
Red Hat Enterprise Linux:
<Compute Systems Managerのインストールディレクトリ>/ComputeSystemsManager/conf/user.properties
- 注※
- Compute Systems Manager,およびHitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースの容量については,データベースファイルの格納先ディレクトリの容量をデータベースのサイズとしてください。ほかのHitachi Command Suite製品のデータベースの容量については,各製品のマニュアルを参照してください。
- 8.2.2 データベースをバックアップするための確認事項
- 9.1 クラスタを使用するための環境設定と運用とは
- 9.4.1 クラスタ環境にインストールする(Windows)
- 9.4.2 実行系ノードで新規インストールする(Red Hat Enterprise Linux)
- 9.4.4 実行系ノードでアップグレードまたは上書きインストールする(Red Hat Enterprise Linux)
- 9.5.1 クラスタ環境に移行する(Windows)
- 9.5.2 クラスタ環境に移行する(Red Hat Enterprise Linux)
- B.1.3 Compute Systems Managerサーバのポートや機能に関するプロパティ(user.properties)
- D.4 バージョン7.x.xからアップグレードする(クラスタ環境の場合)
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