8.3.3　デバッグ時に組み合わせて使用する機能一覧

デバッグタスクの設定

デバッグサービス・デバッグタスクの定義情報，タスクログの出力レベル，およびデバッグサービスのプロパティの情報を設定できます。

8.3.5　デバッグを開始する手順

ステップの実行設定

デバッグタスクの実行には，通常のタスクのようにステップを中断しないで実行する方法と，部品の処理の前後でステップを中断しながら実行する方法があります。これらの方法は組み合わせて使用できます。

• ステップごとに中断しないで実行する

  通常のタスクの実行と同様に，デバッグタスクの処理を中断しないで実行します。デバッグタスクの実行結果を確認して，フローの中で問題のあるステップを特定できます。

• ステップごとに中断しながら実行する

  任意のステップについて，部品の処理の前後で実行を中断しながらデバッグタスクを実行します。そのため，プロパティの値や戻り値などを確認しながら，デバッグタスクの処理を進められます。

8.3.9　ステップの実行を中断しながらデバッグするときの操作

部品の処理のスキップ

部品の処理を実行しないで，ステップの実行が終了したものとして処理できます。

8.3.11　デバッグ時に部品の処理をスキップする手順

プロパティマッピングの設定の確認

ステッププロパティの値を［デバッグ］エリアに表示できます。［サービスプロパティ］タブに表示されるサービスプロパティの値とあわせて参照して，プロパティマッピングが正しく設定されているかを確認できます。

8.3.13　デバッグ時にプロパティマッピングの設定を確認する手順

ステップの情報変更

ステッププロパティや戻り値を，任意の値に変更できます。

• 部品の処理を実行する前にステップを中断して，入力プロパティの値を変更できます。

• 部品の処理をスキップしたあと，および処理を実行したあとでステップを中断しているときに，出力プロパティの値や戻り値を変更できます。

8.3.14　デバッグ時にステッププロパティの値または戻り値を変更する手順

タスクのリトライ

デバッグタスクが失敗した場合に，次の方法でリトライできます。

• 再実行

  ビルドしないで，新しいデバッグタスクとして実行できます。

• 失敗したステップからリトライ

  失敗したステップからもう一度実行できます。

• 失敗した次のステップからリトライ

  失敗したステップを正常終了したものとして処理し，次のステップから実行できます。

8.3.19　サービステンプレートをビルドしないで再度デバッグする手順，8.3.20　デバッグ時に失敗したステップからリトライする手順，8.3.21　デバッグ時に失敗した次のステップからリトライする手順

フローの情報表示

デバッグタスクのフローを次の方法で表示できます。

• フロー表示

  ［Service Builder Debug］画面および［タスク］画面で，すべての階層におけるフローの遷移やステップの状態を確認できます。

• フローツリー表示

  ［Service Builder Debug］画面で，フローの階層をツリー形式で確認できます。 また，各フローの階層に中断中のステップがあるかどうかを確認できます。

8.3.22　デバッグタスクのフロー表示について，8.3.23　デバッグタスクのフローツリー表示について，8.4　デバッグタスクを管理する

タスクログの表示

［Service Builder Debug］画面の［タスクログ］タブに，タスクログを常に表示できます。タスクログは自動更新およびダウンロードできます。

8.4.3　デバッグタスクのタスクログを確認する手順

デバッグタスクの管理

デバッグタスクに対して，次のことができます。

• 進捗状況の確認

• 詳細情報の確認

• 実行停止

• 強制停止

• 削除

8.4　デバッグタスクを管理する