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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.3.14 デバッグ時にステッププロパティの値または戻り値を変更する手順

ステップ実行の中断時に,ステッププロパティの値または戻り値を任意の値に変更します。部品を実行する前に入力プロパティを変更すると,異なるプロパティの値が入力されたときの,部品の処理を確認できます。部品を実行またはスキップしたあとに出力プロパティまたは戻り値を変更すると,異なるプロパティの値や戻り値が出力されたときの,後続ステップの処理やフローの遷移を確認できます。

ステッププロパティおよび戻り値を変更するための条件については,「8.3.10 ステップ実行の中断時に変更できるステップの情報」を参照してください。

デバッグ時にステッププロパティの値または戻り値を変更するには:

  1. フローエリアで,状態が中断中になっているステップを選択します。

  2. [デバッグ]エリアの[ステッププロパティ]エリアで,値を変更したいプロパティまたは戻り値の[図データ]をクリックします。

  3. [ステッププロパティ編集]ダイアログボックスで,任意の値を指定します。ステッププロパティの値を変更する場合,[複数行]ラジオボタンで[はい]を選択すると,改行を含むプロパティ値を設定できます。

    図8‒10 [ステッププロパティ編集]ダイアログボックス

    [図データ]

  4. [OK]ボタンをクリックします。

操作結果

ステップを実行する操作をすると,指定したステッププロパティまたは戻り値に従ってデバッグタスクの処理が進みます。

ヒント
  • ステッププロパティの値は,プロパティファイルからインポートして設定することもできます。また,[Service Builder Debug]画面で設定した値をプロパティファイルにエクスポートできます。

  • ステッププロパティの値にサロゲートペア文字または制御文字(改行およびタブを除く)を指定することはできません。ただし,サービステンプレートの開発時にサロゲートペア文字または制御文字(改行およびタブを除く)を含むプロパティ値を指定していた場合,ステッププロパティの値として維持され,[デバッグ]エリアにも表示されます。