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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.3.10 ステップ実行の中断時に変更できるステップの情報

デバッグでステップの実行を中断しているときに,デバッグタスクのステップの情報を変更できます。デバッグの際,部品の問題点が摘出された場合に,ステッププロパティの値および戻り値を変更して,動作を確認できます。

変更できるステップの情報は,中断するタイミングで異なります。

表8‒4 中断時に変更できるステップの情報

項目

部品の処理の実行前に中断しているとき

部品の処理の実行後に中断しているとき

部品の処理を実行する(スキップしない)場合

部品の処理を実行しない(スキップする)場合

ステップの入力プロパティの値

×

ステップの出力プロパティの値

×

×

ステップの戻り値

×

×

(凡例)

○:変更できます。 ×:変更できません。

注※

次の場合,変更できません。

  • プロパティにマッピングを設定している場合

  • サービス部品に含まれるステップのプロパティで,[サービス作成]画面や[サービス実行]画面で非表示または編集不可に設定されている場合