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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.3.15 [Service Builder Debug]画面でのステッププロパティのインポートおよびエクスポートについて

[Service Builder Debug]画面では,ステップの入力プロパティの値をプロパティファイルで設定したり,設定したステッププロパティおよび戻り値をプロパティファイルに出力したりできます。

ステッププロパティのインポート

[Service Builder Debug]画面の[インポート]ボタンをクリックすると,あらかじめ用意したプロパティファイルの設定値を[ステッププロパティ]エリアに反映できます。プロパティ値を反映できるのは,[ステッププロパティ]エリアで[図データ]が表示されているプロパティです。

[Service Builder Debug]画面でインポートする場合,プロパティに妥当でない値(データ型や制約条件を満たしていないプロパティ値)が1つでも定義されていると,インポート時にエラーになります。

次の場合,値の反映はスキップし,インポート完了後に「値の反映をスキップしたプロパティ」としてその件数が表示されます。

また,選択したステップに存在しないプロパティが定義されている場合,インポート完了後に「ステップに存在しないプロパティ」としてその件数が表示されます。

ステッププロパティのエクスポート

[Service Builder Debug]画面の[エクスポート]ボタンをクリックすると,[ステッププロパティ]エリアに表示されているプロパティの値をプロパティファイルに出力できます。

このとき,出力されるプロパティファイルの名称は「step_properties.json」です。また,戻り値はプロパティキー「reserved.debugger.exitCode」として出力されます。

なお,ステッププロパティをエクスポートする場合,「type」フィールドは出力されません(サービス部品のステッププロパティを除く)。