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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド


3.1 機能一覧

JP1/IM - Service Supportの機能一覧と製品別の使用可否を次の表に示します。

表3‒1 JP1/IM - Service Supportの機能一覧

機能

説明

製品別の使用可否

参照

Standard

Advanced Edition

案件の管理

対象システム,およびプロセスワークボードを使って案件を管理する。一覧表示,設定の参照,作成,編集,削除,削除取り消しなどの機能がある。

また,特定の期間に登録された案件だけを運用できる。

3.2

案件の表示

案件の情報や履歴などの処理状況を表示する。エスカレーション機能で関連づけられた案件の情報を表示する。

3.3

案件の検索

案件を検索する。

3.4

案件の作成

案件を作成する。

案件を別のプロセスにエスカレーションする。

3.5

案件の編集

案件を編集する。

3.6

案件の一括操作

案件のステータスを一括で,「承認済み」または「クローズ」に変更する。

3.7

案件の削除

案件を削除する。

3.8

案件の保存

案件管理DBに登録されている過去の案件を,案件保存DBに保存する。

×

3.9

案件の印刷

案件を印刷する。

3.10

案件に対するアクセス権の管理

案件にアクセス権を設定する。

3.11

メールによる通知

案件が作成されたときやステータスが変更されたときなどに,メールで担当者に通知する。

3.12

案件情報をCSVファイルに出力

案件の情報や履歴などの一覧をCSVファイルに出力する。

3.13

案件フォームの管理

案件フォームをカスタマイズする。また,不要な案件フォームを削除する。

3.14

ステータスの管理

案件のステータスをカスタマイズする。

3.15

案件の作業状況の管理

案件の情報を集計し確認する。集計した案件の情報を出力する。

3.16

ユーザーとロールの管理

ユーザーおよびロールを管理する。ユーザー情報やロールの定義情報の一覧表示,詳細情報表示,追加,編集,削除などの機能がある。

3.17

ファイアウォール環境への対応

JP1/IM - Service Supportを,ファイアウォール環境で運用する環境を構築する。

3.18

JP1/IM - Service Supportのサービス

JP1/IM - Service Supportは,次の四つのサービスで構成される。

  • JP1/Service Support

    画面の表示を制御するサービス。

  • JP1/Service Support - DB Server

    JP1/IM - Service Supportで使用するデータベースを管理するサービス。

  • JP1/Service Support - Task Service

    指定した間隔でコマンドを実行するサービス。

  • JP1/Service Support - Web Service

    案件管理コンソールとの通信窓口になるサービス。

3.19

コマンドを使用したデータベースの操作

コマンドを使用してJP1/IM - Service Supportで管理するデータベースを操作する。

3.20

クラスタシステムでの運用

JP1/IM - Service Supportを,クラスタシステムで運用する環境を構築する。

3.21

他製品との連携

JP1/IM - Service Supportと他製品が連携して,案件の自動登録や機器情報の参照などを行う。

4章

(凡例)

Standard:JP1/IM - Service Support(Standard)

Advanced Edition:JP1/IM - Service Support Advanced Edition

○:使用できる

×:使用できない

注※

クラスタ環境では,JP1/Service Support - DB Cluster Serviceも使用します。