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JP1 Version 10 JP1/Integrated Management - Service Support 構築・運用ガイド


3.19 JP1/IM - Service Supportのサービス

JP1/IM - Service Supportは,次の図に示す四つのサービスで構成されています。

図3‒42 JP1/IM - Service Supportのサービス

[図データ]

これらのサービスは,JP1/IM - Service Supportインストール時にWindows Server 2012,Windows Server 2008,またはWindows Server 2003の[サービス]ダイアログボックスに登録されます。各サービスについて次の表で説明します。

表3‒51 JP1/IM - Service Supportのサービス

表示名

サービス名

スタートアップの種類

説明

JP1/Service Support

JP1_Service Support

手動

WWWコンテナサーバ。画面の表示制御をするJP1/IM - Service Supportの内部コンポーネント。

JP1/Service Support - Web Serviceと依存関係を持つ。

案件管理コンソールからJP1/IM - Service Supportの操作をする際に必要となる。

JP1/Service Support - Web Service

JP1_Service Support-WebService

手動

WWWサーバ。案件管理コンソール(WWWブラウザー)との通信の窓口となるJP1/IM - Service Supportの内部コンポーネント。

案件管理コンソールからJP1/IM - Service Supportの操作をする際に必要となる。

JP1/Service Support - DB Server

HiRDBEmbeddedEdition_JSO

自動

案件管理DBサーバ。案件管理DBの管理をするJP1/IM - Service Supportの内部コンポーネント。

案件管理コンソールからの操作,またはコマンドからの処理要求を受けて,案件管理DBまたは案件保存DBの内容を操作する。

JP1/Service Support - Task Service

JP1_ServiceSupport-TaskService

手動

指定した時刻や指定した間隔で次のコマンドを実行するためのサービス。

  • jsscollectdata(案件情報集計)

  • jssinformperiod(期限前通知)

  • jssinformleave(滞留案件通知)

  • jssitementrybymail(メールによる案件登録)

案件情報の集計,期限前通知,滞留案件通知,メールによる案件登録などの機能を利用する際に必要となる。

注※

JP1/Service Support - Task Serviceは,JP1/IM - Service Supportのインストール時に自動登録されますが,各コマンドを自動で実行するかどうかは,タスク実行サービス定義ファイルで設定する必要があります。定義ファイルについては,「12. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)」を参照してください。

なお,JP1/IM - Service Supportを稼働させる場合には,JP1製品が共通で利用している次のサービスも起動しておく必要があります。