Collaboration - Mail ユーザーズガイド

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4.4.1 データベースに保存した下書きメールを編集する

データベースに保存した下書きメールの編集方法について説明します。

下書きメールは,[下書きメール一覧]画面から編集できます。[下書きメール一覧]画面の各項目の詳細は,「12.5.1 [下書きメール一覧]画面」を参照してください。

ご使用の環境によっては,ファイルが添付されている下書きメールを編集する際に,ファイルの添付方法を選択できます。以降では,ファイルの添付方法を選択できる場合とできない場合とに分けて,下書きメールを編集する方法を説明します。

<この項の構成>
(1) 下書きメールを編集する際にファイルの添付方法を選択できるかどうかを確認する
(2) データベースに保存した下書きメールを編集する(ファイルの添付方法を選択できない場合)
(3) データベースに保存した下書きメールを編集する(ファイルの添付方法を選択できる場合)
(4) 下書きメールを編集する際の注意事項

(1) 下書きメールを編集する際にファイルの添付方法を選択できるかどうかを確認する

ファイルの添付方法を選択できるかどうかを確認する方法について説明します。

ファイルの添付方法を選択できるかどうかを確認するには:

  1. [下書きメール一覧]画面から,編集したいメールの主題を右クリックします。
    右クリックメニューが表示されます。
  2. 右クリックメニューから,[編集]メニューを選択します。
    ファイルの添付方法を選択できない場合,またはファイルが添付されていないメールを編集しようとした場合
    [メール作成]画面が表示されます。
    操作方法の詳細は,「4.4.1(2) データベースに保存した下書きメールを編集する(ファイルの添付方法を選択できない場合)」を参照してください。
    ファイルの添付方法を選択できる場合
    [メール作成]画面および[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)が表示されます。ただし,このとき[メール作成]画面は操作できません。
    操作方法の詳細は,「4.4.1(3) データベースに保存した下書きメールを編集する(ファイルの添付方法を選択できる場合)」を参照してください。

(2) データベースに保存した下書きメールを編集する(ファイルの添付方法を選択できない場合)

ファイルの添付方法を選択できない場合に,データベースに保存した下書きメールを編集する方法を次に示します。

操作

  1. メールをソートする場合は,[下書きメール一覧]画面のリストヘッダ,またはリストフッタに表示される次の項目のどれかをクリックします。
    • 状態
    • 主題
    • 宛先
    • 保存日時
    下書きメールが並べ替えられる際の規則の詳細は,「12.5.1(4) メールがソートされるときの規則」を参照してください。
  2. [下書きメール一覧]画面から,編集したいメールの主題を右クリックします。
    右クリックメニューが表示されます。
  3. 右クリックメニューから,[編集]メニューを選択します。
    [メール作成]画面が別ウィンドウに表示され,選択したメールの本文が表示されます。
    なお,親展のメールを選択した場合は,親展パスワードを入力する画面が[メール作成]画面に表示されます。親展パスワードを入力し,[OK]ボタンをクリックすると,[メール作成]画面に,選択したメールの本文が表示されます。
    必要に応じて,宛先や本文などを修正してください。
    メールを送信する方法の詳細は,「3. メールを送信する」を参照してください。

参考
プレビュー画面から下書きメールを編集する
[下書きメール](プレビュー)画面では,[図データ]アイコンから下書きメールを編集できます。
[下書きメール](プレビュー)画面の各項目の詳細は,「12.5.2 [下書きメール](プレビュー)画面」を参照してください。
宛先を右クリックした場合に選択できるメニュー
[メール作成]画面の宛先の表示形式を「名前」にしている場合,[To:]領域,[Cc:]領域,または[Bcc:]領域に表示された宛先を右クリックすると右クリックメニューが表示され,次のメニューを選択できます。
  • [Toに変更]
  • [Ccに変更]
  • [Bccに変更]
  • [宛先を削除]
  • [メールを送信]
  • [コンタクトリストに追加]
右クリックメニューの詳細は,「12.2.1(4) 右クリックメニューの詳細」を参照してください。
また,[メール作成]画面の,宛先の表示形式を変更する方法の詳細は,「8.3 [メール作成]画面の宛先の表示形式を変更する」を参照してください。

(3) データベースに保存した下書きメールを編集する(ファイルの添付方法を選択できる場合)

ファイルが添付されている下書きメールを編集する場合,メール作成時に,ファイルの添付方法を選択できます。

ファイルの添付方法は,次の二つから選択できます。

それぞれの場合の操作方法について説明します。

(a) ファイルをファイル共有に登録して配布URLを挿入する

配布URLを挿入するには,編集したい下書きメールを選択して,[メール作成]画面および[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)を表示させます。次に,[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)からファイルの添付方法を選択して[OK]ボタンをクリックすると,再送したいメールに添付されているファイルがファイル共有に登録されます。次に,[ファイルの登録]画面から[閉じる]ボタンをクリックすると,メールに配布URLが挿入されます。

ファイルをファイル共有に登録して,メールに配布URLを挿入する方法を次に示します。

操作

  1. メールをソートする場合は,[下書きメール一覧]画面のリストヘッダ,またはリストフッタに表示される次の項目のどれかをクリックします。
    • 状態
    • 主題
    • 宛先
    • 保存日時
    下書きメールが並べ替えられる際の規則の詳細は,「12.5.1(4) メールがソートされるときの規則」を参照してください。
  2. [下書きメール一覧]画面から,編集したいメールの主題を右クリックします。
    右クリックメニューが表示されます。
  3. 右クリックメニューから,[編集]メニューを選択します。
    [メール作成]画面および[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)が表示されます。ただし,このとき[メール作成]画面は操作できません。
    なお,親展のメールを選択した場合は,[メール作成]画面に,親展パスワードを入力する画面が表示されます。親展パスワードを入力し,[OK]ボタンをクリックすると,[メール作成]画面および[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)が表示されます。

    [図データ]

    [ファイルを添付]画面(添付方法の選択)の各項目の詳細は,「12.2.3 [ファイルを添付]画面(添付方法の選択)」を参照してください。
  4. [ファイルを添付]画面(添付方法の選択)から,[ファイルをファイル共有のフォルダに登録し,リンク(配布URL)を本文に貼り付ける。]ラジオボタンを選択します。
  5. ファイル共有に登録するファイルを減らしたい場合は,不要なファイルのチェックボックスのチェックを外します。
    チェックを外したファイルは,ファイル共有に登録されません。
    デフォルトでは,すべてのファイルがファイル共有に登録されます。
  6. 登録先のフォルダを変更する場合は,[フォルダを変更]ボタンをクリックします。
    [フォルダ選択]画面が表示されます。
    登録先のフォルダを変更する方法の詳細は,「3.8.3 ファイルの登録先のフォルダを変更する」を参照してください。
  7. [OK]ボタンをクリックします。
    [ファイルの登録]画面が表示されて,ファイルがファイル共有に登録されます。
  8. [閉じる]ボタンをクリックします。
    [ファイルの登録]画面が閉じ,ファイルのファイル名および配布URLがメールに挿入されます。必ず,[閉じる]ボタンをクリックして[ファイルの登録]画面を閉じてください。ブラウザの[×]ボタンをクリックして[ファイルの登録]画面を閉じると,配布URLがメールに挿入されません。
    また,ご使用の環境によっては,ファイル共有に登録できなかったファイル([図データ]または[図データ]が表示されているファイル)がそのままメールに添付されます。
    必要に応じて,宛先や本文などを修正してください。
    メールを送信する方法の詳細は,「3. メールを送信する」を参照してください。

ファイルをファイル共有に登録できなかった場合の注意
添付しようとしたファイルのファイル名が不正な場合は,[ファイルの登録]画面(ファイル名の修正)が表示されます。ファイル名を修正しないと,ファイル共有に登録できません。
なお,ファイル名が不正な場合とは,次のどれかを指します。
  • ファイル共有のファイル名として使用できない文字が含まれている。
  • 登録先のフォルダに,同じ名称のファイルまたはフォルダがすでに存在している。
  • 同じファイル名のファイルを複数登録しようとしている。
  • ファイル名が256文字以上である。
この場合は,[ファイルの登録]画面(ファイル名の修正)の[登録ファイル名]テキストボックスから,ファイル名を修正してください。
[ファイルの登録]画面(ファイル名の修正)の各項目の詳細は,「12.2.5 [ファイルの登録]画面(ファイル名の修正)」を参照してください。
ファイル共有のファイル名として使用できる文字については,マニュアル「Collaboration - File Sharing ユーザーズガイド」を参照してください。

[ファイルの登録]画面で[閉じる]ボタンをクリックしたあとにエラーが発生した場合の注意
[ファイルの登録]画面で[閉じる]ボタンをクリックしたあとにエラーが発生した場合は,メールに配布URLが挿入されません。しかし,ファイル共有には,メールに添付されていたファイルがすでに登録されています。このため,同じメールを送信しようとしても,ファイル共有にメールに添付されているファイルを登録できません。この場合は,[メール作成]画面の[ファイル共有からURLを本文に貼付]アンカーからメールに配布URLを挿入してください。
(b) ファイルをそのまま添付する

「(a) ファイルをファイル共有に登録して配布URLを挿入する」の操作4.で[ファイルをメールへ添付する]ラジオボタンを選択すると,メールに添付されているファイルをそのままメールに添付できます。

ファイルをメールに添付する方法を次に示します。

操作

  1. メールをソートする場合は,[下書きメール一覧]画面のリストヘッダ,またはリストフッタに表示される次の項目のどれかをクリックします。
    • 状態
    • 主題
    • 宛先
    • 保存日時
    下書きメールが並べ替えられる際の規則の詳細は,「12.5.1(4) メールがソートされるときの規則」を参照してください。
  2. [下書きメール一覧]画面から,編集したいメールの主題を右クリックします。
    右クリックメニューが表示されます。
  3. 右クリックメニューから,[編集]メニューを選択します。
    [メール作成]画面および[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)が表示されます。ただし,このとき[メール作成]画面は操作できません。
    なお,親展のメールを選択した場合は,[メール作成]画面に,親展パスワードを入力する画面が表示されます。親展パスワードを入力し,[OK]ボタンをクリックすると,[メール作成]画面および[ファイルを添付]画面(添付方法の選択)が表示されます。

    [図データ]

    [ファイルを添付]画面(添付方法の選択)の各項目の詳細は,「12.2.3 [ファイルを添付]画面(添付方法の選択)」を参照してください。
  4. [ファイルを添付]画面(添付方法の選択)から,[ファイルをメールへ添付する。]ラジオボタンを選択します。
  5. 添付するファイルを減らしたい場合は,不要なファイルのチェックボックスのチェックを外します。
    チェックを外したファイルは,メールに添付されません。
    デフォルトでは,すべてのファイルが添付されます。
  6. [OK]ボタンをクリックします。
    ファイルが添付され,[メール作成]画面の添付ファイル表示領域にファイル名およびファイルサイズが表示されます。
    必要に応じて,宛先や本文などを修正してください。
    メールを送信する方法の詳細は,「3. メールを送信する」を参照してください。

(4) 下書きメールを編集する際の注意事項

下書きメールを編集する際の注意事項を次に示します。

編集した下書きメールをもう一度保存した場合
下書きメールを修正したあとに,[メール作成]画面から[アクション▼]−[下書き保存]を選択すると,以前保存したメールに上書きされます。

編集した下書きメールを送信した場合
下書きメールを修正したあとに,[メール作成]画面から[送信]メニューを選択すると,メールが送信されます。このとき,送信したメールは[下書きメール一覧]画面に残ります。