トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド

[目次][索引][前へ][次へ]

2.2 接続先情報ファイルを使用する接続

接続先情報ファイルを使用することで,クライアントアプリケーションからの接続要求に失敗した場合やリクエストに障害が発生した場合,指定した複数のTSCノードを対象として接続対象を切り替えることができます。この機能をマルチノードリトライ接続といいます。また,接続先情報ファイルを使用することで,TPBrokerのスマートエージェントを使用することなく,IOR文字列を使用した接続もできます。

<この節の構成>
2.2.1 マルチノードリトライ接続の概要
2.2.2 マルチノードリトライ接続とIOR文字列を使用する接続の併用
2.2.3 マルチノードリトライ接続での接続方式の種類
2.2.4 マルチノードリトライ接続の接続対象
2.2.5 接続先情報ファイル
2.2.6 接続および再接続の実行
2.2.7 TSCClientオブジェクトでの接続の保持