トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド

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2.2.3 マルチノードリトライ接続での接続方式の種類

マルチノードリトライ接続では,マルチノードリトライ順序マルチノードリトライ方式の2種類を組み合わせて指定できます。

上記のマルチノードリトライ順序とマルチノードリトライ方式を組み合わせることで,次の表に示すように接続対象が選択されます。

表2-5 マルチノードリトライ接続での接続方式の組み合わせ

マルチノードリトライ順序 マルチノードリトライ方式 接続対象の選択方法
順次方式 ファイル検索方式 接続先情報ファイルの先頭から順に接続します。
ランダム方式 ファイル検索方式 接続先情報ファイルからランダムに接続対象が選択されます。
順次方式 API優先方式 最初の接続では,TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッドで指定されたTSCノードに対してTPBrokerのスマートエージェントを使用します。以降は,接続先情報ファイルの先頭から順に接続します。
ランダム方式 API優先方式 最初の接続では,TSCAdmクラスのgetTSCClient()メソッドで指定されたTSCノードに対してTPBrokerのスマートエージェントを使用します。以降は,接続先情報ファイルからランダムに接続対象が選択されます。