トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker Object Transaction Monitor ユーザーズガイド

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2.1.5 クライアントアプリケーションの状態の検出

クライアントアプリケーションで発行するTSCAdmクラスのget_status()メソッドの戻り値によって,オンライン稼働中かどうかといったクライアントアプリケーションの状態を検出できます。

クライアントアプリケーションの状態遷移を次の図に示します。

図2-2 クライアントアプリケーションの状態遷移

[図データ]

クライアントアプリケーションをkillコマンドで強制終了した場合,またはtscstopコマンドに-TSCForceオプションを指定して強制終了した場合は,プロセス異常終了と同じ遷移になります。

注※
OTMのクライアントアプリケーションは,TSCデーモンの正常終了時にクライアントアプリケーションの状態を変更してプロセスの終了を待ち合わせます。OTM - Clientのクライアントアプリケーション,および-TSCWithSystemオプションに"0"を指定して開始したクライアントアプリケーションは,TSCデーモンからの監視および終了を実行しないため,正常終了処理中にはなりません。