7.2.4 中継サーバーのエラーに関する対処方法

ここでは、中継サーバー関連のエラーが発生した際の対処方法を説明します。中継サーバーとアウトポストエージェントの詳細は「中継サーバーの設定」を参照してください。


(1)トラブルシュートを目的とした情報収集

中継サーバー関連のエラーが発生した場合、「sysinfo.sh」コマンドを実行しエラーに関する情報を収集してください。コマンドファイルは「/opt/opsi/outpost/bin/」に格納されています。詳細は「(表)RPMパッケージ内容」を参照してください。
コマンドの実行に成功した場合は「0」が、失敗した場合は「1」が返り値として返却されます。実行ログと実行結果は次のように出力されます。

  • 実行ログ出力:/var/opt/opsi/outpost/logs/sysinfo.log
  • 結果出力:/var/opt/opsi/troubleshoot/timestamp.tar.gz
<実行例>

# ./sysinfo.sh
Collecting system info...
Archiving files into /var/opt/opsi/troubleshoot/20230518162009.tar.gz...
Completed.


(2)よくある間違い

中継サーバー関連のエラーに関して、よくある間違いとその対処方法を次に示します。
エラーの対処としてエージェントを再起動する際は、エージェントを停止してから起動してください。
例)
エージェントを停止する。

/opt/opsi/outpost/bin/opsiopctl.sh stop

エージェントを起動する。

/opt/opsi/outpost/bin/opsiopctl.sh start

(表)アウトポストエージェント起動時のエラーのよくある間違い

内容 対処方法
アウトポストエージェントのディレクトリをアンチウィルスソフトウェアの監視対象から除外していない。 (表)RPMパッケージインストール前提条件
アウトポストエージェントに設定したOps Iトークンに対応するユーザーにPre-Installedロール「Outpost」が割り当てられていない。 「アウトポスト設定の流れ」の手順①
アウトポストエージェントに設定したOps Iトークンが間違っている。 「アウトポスト設定の流れ」の手順②⑥
検証環境でアウトポストエージェントのポート設定をコメントアウトしていない。 「アウトポスト設定の流れ」の手順⑥
アウトポストノードからOps Iへ通信するときの送信元パブリックIPアドレスが、Ops Iへの接続許可リストに含まれていない。 Ops Iの接続許可リストについては、ヒアリングシートで指定した許可リストを参照してください。
Ops Iの接続許可リストを変更する場合は、ヒアリングシートの必要事項を記入のうえ、同シート記載の提出先へ送付してください。
アウトポストエージェントに設定したOps Iのドメイン名にURIスキームが含まれている。 「アウトポスト設定の流れ」の手順⑥
アウトポストノードにデフォルトルートが設定されていない。 (表)RPMパッケージインストール前提条件
アウトポストノードのハードウェア要件を満たしていない。 (表)RPMパッケージインストール前提条件
RHEL / Oracle Linux 8系の場合、必要なKernel Paramsが設定されていない。 (表)RPMパッケージインストール前提条件

(表)中継サーバー使用時のよくあるエラー

エラー内容 主な対処方法
RHEL 10系の中継サーバーからホストへの接続でタイムアウトする。 「(表)RPMパッケージインストール前提条件」に記載されたパッケージをインストールしてください。
AWXジョブの実行時に、中継サーバーからホストの名前解決ができない。 中継サーバーで動作するエージェントの名前解決では、中継サーバー側のhostsファイルが参照されません。中継サーバーで動作するエージェントで名前解決が必要な場合は、DNSサーバーを用意してください。