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JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


4.3.2 特定のサービスグループの監視対象サービスの状況を確認する

新たに監視を開始したり,過去に問題があったりした監視対象サービスなど,特に注目して監視する必要がある監視対象サービスがわかっている場合には,[リアルタイム監視]画面を使用して状況を確認します。[リアルタイム監視]画面では,次の項目を確認できます。

なお,[リアルタイム監視]画面の表示は,3秒ごとに最新の状態に更新されます。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

この作業で使用する[リアルタイム監視]画面を次に示します。

[図データ]

  1. [リアルタイム監視]ボタンをクリックする。

    [サービス一覧]エリア,[サービス性能情報]エリア,[システム性能情報]エリア,および[イベント/性能グラフ]エリアが表示されます。[イベント/性能グラフ]エリアは[イベント]タブが選択された状態で表示されます。

  2. [サービス一覧]エリアでサービスグループ,監視対象サービス,または監視対象サービスの監視対象を選択する。

    [サービス性能情報]エリア,[システム性能情報]エリア,および[イベント/性能グラフ]エリアに,選択したサービスグループ,監視対象サービス,または監視対象サービスの監視対象についての性能情報が表示されます。表示内容を確認してください。

    監視対象サービスの監視対象を選択した場合は,手順4.に進んでください。

  3. [サービス性能情報]エリアで監視対象サービスまたは監視対象サービスの監視対象を選択する。

  4. [イベント/性能グラフ]エリアの[性能グラフ]タブをクリックして,現在の監視対象サービスの監視対象の状況をグラフで確認する。

    選択した監視対象サービスの監視対象について,現在の状況を示す性能グラフが表示されます。

[サービス性能情報]エリアおよび[システム性能情報]エリアの表示がすべて正常の場合,確認は完了です。

[サービス性能情報]エリア,[システム性能情報]エリアおよび[イベント/性能グラフ]エリアにエラーや警告が表示されている場合や,気になる状況が表示されている場合は,原因を調査してください。[イベント/性能グラフ]エリアの[性能グラフ]タブを選択して,[イベント/性能グラフ]エリア内の[問題調査]ボタンをクリックすると,[問題調査]画面に遷移します。[問題調査]画面では,イベントの原因となった事象の発生時期を確認できます。原因となった事象の発生時期の確認方法については,「4.4.1 エラーまたは警告の原因となった事象の発生時期を確認する」を参照してください。

注※

[システム性能情報]エリアは,JP1/PFMと連携する場合に表示されます。なお,[システム性能情報]エリアに表示された監視項目を選択しても,[イベント/性能グラフ]エリアには性能情報は表示されません。

(3) 関連項目