4.4 監視対象サービスにエラーまたは警告が表示された場合の原因調査の支援
監視対象サービスで,しきい値超過やしきい値超過の傾向を検知した場合などに,JP1/SLMを原因調査に役立てることができます。
ここでは,原因調査のためにJP1/SLMを利用してできることと,利用する場合の作業手順を説明します。
JP1/SLMでは,エラーや警告が発生した原因を調査するために,次のことを確認できます。
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エラーまたは警告の原因となった事象の発生時期の確認
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過去のサービス性能の確認
エラーや警告に適切に対処したあとで,監視対象サービスが正常な状況に復旧したかどうかも確認できます。
また,JP1/PFMと連携することで,監視対象サービスのサービス性能だけでなく,監視対象サービスを提供しているホストやミドルウェアなどのシステムにエラーや警告の原因がないかどうかを調査できます。