10.3.4 [システム性能情報]エリア
(1) 画面の構成
(2) 画面の説明
[システム性能情報]エリアは,JP1/PFMと連携する場合に使用する画面です。なお,システム定義ファイル(jp1itslm.properties)のpfmManagerHostプロパティに値を設定していないと,JP1/PFMと連携していないと見なされ,[システム性能情報]エリアは表示されません。
[サービス一覧]エリアで監視対象サービスまたは監視対象を選択すると,選択した監視対象サービスを提供しているホストが表示されます。
また,[サービス性能情報]エリアで監視対象サービスまたは監視対象を選択した場合も同様に,選択した監視対象サービスを提供しているホストが表示されます。
ホストの左にあるをクリックすると,アイコンがに変わってホストに属する監視エージェントが表示されます。
さらに,監視エージェントの左にあるをクリックすると,アイコンがに変わってシステム性能の監視項目が表示されます。
表示の更新間隔は,システム定義ファイル(jp1itslm.properties)のdashboardSystemUpdateIntervalプロパティで設定できます。
表示項目を次の表に示します。
項番 |
項目 |
説明 |
---|---|---|
1 |
累計件数 |
[システム性能情報]エリアに表示されている監視項目の状態の累計件数がイベントの種類(エラー,警告または正常)ごとに表示されます。 |
2 |
[監視項目(単位)] |
監視対象サービス,ホスト,監視エージェント,および監視項目の名称が表示されます。 |
3 |
[サービスグループ] |
監視対象サービスが属するサービスグループの名称が表示されます。 |
4 |
[状態] |
[監視対象]に表示されたホスト,監視エージェント,および監視項目の監視結果が,次に示すアイコンで表示されます。
優先度が「エラー > 警告 > 正常」と設定されています。 1つのホスト,および監視エージェントに含まれる複数の監視項目の監視結果に異なる状態が発生している場合,アイコンは優先度が高い順で表示されます(監視停止中の監視対象サービスにほかの状態が発生することはありません)。 監視対象サービスには,「−」(ハイフン)が表示されます。 この項目は次の規則で伝播します。
ただし,システム性能の監視状態は,発生元サービスの状態まで伝播しません。伝播するように設定したい場合は,システム定義ファイルのdashboardPropagateSystemStatusプロパティを編集してください。システム定義ファイルの詳細については「5.6 動作を変更するためのシステム定義ファイルの編集」を参照してください。 |
5 |
[計測値] |
各項目の値(小数点以下3桁まで)が表示されます。 表示するデータがない場合は,「−」(ハイフン)が表示されます。 |
6 |
[しきい値] |
|
7 |
[ベースライン] |