画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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3.4.3 入出力フィールド

入出力フィールドは,キーボードなどからデータを入力するとき,およびAPから渡されるデータを表示するときに使用します。初期表示値(出力データ)を表示し,書き換えが必要な場合だけ入力するような使い方ができます。

フィールドの表示属性の標準値は文字色が「緑」です。指定できる表示属性の詳細については,「付録A 属性情報一覧」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 表示形式
(2) 入力データのチェック
(3) カーソルの遷移
(4) 入力時のAPインタフェース
(5) 入出力フィールドでの定義とAPの実行結果
(6) 出力時のAPインタフェース
(7) 表示属性の動的変更

(1) 表示形式

入出力テキストボックスと同じです。ただし,入出力フィールドの場合,アンダードットが付きます。枠は付きません。また,入力データの長さが,入力開始位置から行の最後までの長さを超える場合,入力しきれないデータを継続行として次行に入力できます。このとき,データの入力開始位置はフィールドのどこであってもかまいません。

(例)
[図データ]

反復表示
フレームを利用して反復表示ができます。フレームの詳細は「3.4.6 フレーム(横/縦繰り返し)」を参照してください。

(2) 入力データのチェック

扱うデータの種類を決めたり,空白の使い方を指定して,入力データをチェックします。

(a) 使用目的による入力データのチェック

使用目的によって,入力データをチェックできます。使用目的と入力データの関係については,「付録A.9 表示属性の解説」の表A-8を参照してください。

(3) カーソルの遷移

遷移条件が指定できます。

(4) 入力時のAPインタフェース

APの入力論理マップには次の内容を格納します。

(a) 入力データ項目
(b) 入力バイト数格納項目(オプション)

実際にキー入力した文字のバイト数(半角の桁数)が入ります。入力バイト数格納項目については「5.3.8 入力バイト数格納項目の論理マップ生成規則とマッピング規則」を参照してください。

(5) 入出力フィールドでの定義とAPの実行結果

XMAP3での入出力フィールドの定義と,APでの実行結果の関係は「付録A.9 表示属性の解説」の表A-8を参照してください。なお,CUI画面の入出力フィールドでは「詳細目的」は指定できません。

(6) 出力時のAPインタフェース

出力時のAPインタフェースについては,「3.4.5 出力フィールド」を参照してください。

(7) 表示属性の動的変更

入出力フィールドでは,表示属性をAP実行時に変更できます。表示属性の動的変更については「1.5.6 表示属性の動的変更」を参照してください。