画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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3.4.5 出力フィールド

出力フィールドは,APから渡される可変データを表示するときに使用します。表示するデータに応じて,データの種別(使用目的)を選べます。出力フィールドの表示属性の標準値は文字色が「緑」,文字の拡大が「標準」です。出力フィールドの表示属性の詳細については,「付録A 属性情報一覧」を参照してください。

<この項の構成>
(1) 表示形式
(2) 主な機能
(3) 出力時のAPインタフェース
(4) 表示属性の動的変更

(1) 表示形式

表示されている文字に対し,文字サイズを指定できます。

[図データ]

(2) 主な機能

(3) 出力時のAPインタフェース

COBOLの場合,ピクチャ文字による編集ができます。なお,C言語の場合,すべて「char」として扱われます。

(a) 出力データ
(b) 出力データの編集

出力フィールドでは,埋字や桁寄せなどのデータの編集もできます。APがデータ有無コードを格納し,出力論理マップに代入した有効データの長さが出力フィールドデータ名の領域の長さより短い場合,出力フィールドデータ名の領域の余った部分を埋め字に置き換えます。また,出力データを出力フィールドデータ名の領域の右側に格納するか,左側に格納するかは,桁寄せ向きに従います。

(4) 表示属性の動的変更

出力フィールドの表示属性は実行時に変更できます。表示属性の動的変更については「1.5.6 表示属性の動的変更」を参照してください。