画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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1.5.6 表示属性の動的変更

APでオブジェクトの表示属性を実行時に変更できます。これを「動的変更」といいます。オブジェクトとはXMAP3で定義できるテキスト・フィールドやボタンなどの総称です。

表示属性の動的変更を指定すると,マップ生成後には,表示属性変更の情報を受け取る領域(接尾語「-A」が付くデータ項目(これを制御項目といいます))が自動的に生成されます。APでは,表示属性を変更するデータ項目にXMAP3が用意する修飾名をセットすると,実行時に表示属性を変更して表示します。なお,XMAP3が用意している修飾名以外に,ユーザが表示属性を設定して用意しておく修飾名も利用できます。各修飾名で設定されている表示属性の詳細については,「付録A 属性情報一覧」を参照してください。

表示属性はドローセットアップで修飾名ごとに設定します。ドローセットアップでの設定については,マニュアル「XMAP3 開発・実行ガイド」を参照してください。

なお,マッピングオプションに「空白または0(マージ)」を指定している場合,表示属性を変更するデータ項目にヌル((00)16)またはデータ有無コード(データがないことを示す1バイトのコード)をセットすると,標準の表示属性で表示します。「2(論理マップだけ)」を指定している場合,前回の画面表示時に指定した表示属性がそのまま表示されます。

図1-13 動的変更

[図データ]