画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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1.5.5 データ有無コード

画面にデータを表示させる場合は,論理マップのデータ項目に,表示させたいデータを代入してXMAP3に返します。ただし,データ項目にデータを代入したくない場合には,そのデータ項目が無効であることを明示的にXMAP3に知らせる必要があります。データ項目の内容が無効であることをXMAP3に知らせるためには,データ有無コード(標準は(1F)16)という特別なコードを使用します。

同じ画面に対してデータの上書き(一部上書)をする場合,書き換えたくないデータにデータ有無コードを指定して使用します。

また,制御項目のデータ項目にデータ有無コードを代入すると,データ書き換え時に表示属性を変更しないようにしたり,変更した表示属性を元に戻したりする設定をAPから制御できます。

なお,データ有無コードの値は必要に応じてAPから変更できます。ただし,すべてのAPにかかわるコードなので,できるだけ標準値を利用することをお勧めします。

OLTPサーバ構成で使用する場合,APで使用するデータ有無コードはTP1/NET/XMAP3のマッピングサービス属性定義ファイルで指定してください。マッピングサービス属性定義ファイルについては,マニュアル「OpenTP1プロトコル TP1/NET/XMAP3編」を参照してください。

図1-12 データ有無コード

[図データ]