帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力

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5.4.2 EURPSManagerクラスのメソッド一覧

EURPSManagerクラスのメソッドを,出力別に示します。

<この項の構成>
(1) プリンタに出力する場合
(2) ファイルに出力する場合

(1) プリンタに出力する場合

次の表に,Windows対応のプリンタ,またはUNIX対応のLIPSIII,PostScript Level2,およびESC/P対応プリンタに出力する場合のメソッド一覧をアルファベット順で記載します。

表5-8  プリンタ出力時に使用するメソッド一覧

メソッド 概  要 プリンタ出力
printReport 帳票の出力
setDataFileName マッピングデータ用のデータファイル名または可変記号値定義ファイル名
setDataFilePath マッピングデータ用のデータファイルまたは可変記号値定義ファイルのある場所
setDBInfoFileName 接続情報ファイル名
setDBInfoFilePath 接続情報ファイルのある場所
setDistributionInfoFile 仕分け定義情報ファイル名
setDocInfoFileName 文書情報設定ファイル名
setDocInfoFilePath 文書情報設定ファイルのある場所
setEurpsEnvFile 環境設定ファイル名
setFirstPageNumber ページ番号の初期値
setFontWidthMode ※1 文字幅の計算方法
setInitPageNumber ページ番号の開始番号の初期化
setMultiDataFileName 複数のマッピングデータ用のデータファイル名または可変記号値定義ファイル名
setMultiFormInfoDefFileName ※2 複数様式情報定義ファイル名
setMultiFormInfoDefFilePath 複数様式情報定義ファイルのある場所
setMultiReportFileName ※3 複数の帳票ファイル名
setMultiReportSetFileName※3 帳票セット指定ファイル名
setMultiReportSetFilePath 帳票セット指定ファイルのある場所
setMultiUserDataFileName 複数のユーザ定義データ用のデータファイル名または可変記号値定義ファイル名
setOutFileName ※4 出力先ファイル名
setOutputType 帳票の出力タイプ
setPageNumberFormat ページ番号の形式
setPageNumberLocation 余白へのページ番号の印刷位置
setPaperOrientation ※5 印刷の向き
setPrintCopies ※5 印刷部数
setPrintedPageNumberFileName 出力ページ情報ファイル名
setPrintEndPage ※5 印刷終了ページ
setPrinterinfFileName プリンタ定義ファイル名
setPrinterinfFilePath プリンタ定義ファイルのある場所
setPrinterName 出力先プリンタ名
setPrintPageNumber 余白へのページ番号印刷
setPrintStartPage ※5 印刷開始ページ
setReplaceItemCntlFileName 置き換え表管理情報ファイル名
setReplaceItemCntlFilePath 置き換え表管理情報ファイルのある場所
setReportFileName ※3 帳票ファイル名
setReportFilePath 帳票ファイルのある場所
setSortPrint ※5 部数が複数の場合の印刷単位
setTrayCode 給紙トレイコード
setUserDataFileName ユーザ定義データ用のデータファイル名または可変記号値定義ファイル名
setUserDataFilePath ユーザ定義データ用のデータファイルまたは可変記号値定義ファイルのある場所
(凡例)
◎:必ず指定するメソッドです。
○:指定を省略できるメソッドです。
注※1
UNIX/Linux環境でPostScript Level2対応プリンタに出力する場合は,setFontWidthModeメソッドを指定するとエラー(KEEU079-E)になります。
UNIX/Linux環境でLIPSIII対応プリンタまたはESC/P対応プリンタに出力する場合は,setFontWidthModeメソッドの指定は無効になります。
注※2
複数様式で帳票を出力する場合は,setMultiFormInfoDefFileNameメソッドを必ず指定してください。setMultiFormInfoDefFileNameメソッドが省略されていると,setMultiReportFileNameメソッドで指定されている複数の帳票ファイル,またはsetMultiReportSetFileNameメソッドの帳票セット指定ファイルに指定されている帳票ファイルが順に出力されます。
注※3
setMultiReportSetFileNameメソッドとsetReportFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドを同時に指定した場合は,setMultiReportSetFileNameメソッドで指定された帳票ファイルのあとに,setReportFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドで指定された帳票ファイルを追加して出力します。
注※4
プリンタドライバのファイル出力機能を使用して印刷結果をファイル出力する場合は,setOutFileNameメソッドを指定してください。
注※5
setMultiReportSetFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドを指定して出力する場合は,メソッドの指定は無効になります。

(2) ファイルに出力する場合

次の表に,PDF形式ファイル,EUR形式ファイル,CSV形式ファイルを出力する場合のメソッド一覧をアルファベット順で記載します。

PDF形式ファイル,EUR形式ファイルに出力するには,EUR Developer,またはEUR Print Service Enterpriseが必要です。

また,PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合は,EUR Print Service Enterpriseと付加製品のEUR Print Service - Cipher optionが必要です。

表中では,出力形式の名称を次のように省略して表記します。

(凡例)
◎:必ず指定するメソッドです。
○:指定を省略できるメソッドです。
△:指定しても無視されるメソッドです。
×:指定するとエラーになるメソッドです。
注※1
複数様式で帳票を出力する場合は,setMultiFormInfoDefFileNameメソッドを必ず指定してください。setMultiFormInfoDefFileNameメソッドが省略されていると,setMultiReportFileNameメソッドで指定されている複数の帳票ファイル,またはsetMultiReportSetFileNameメソッドの帳票セット指定ファイルに指定されている帳票ファイルが順に出力されます。
注※2
setMultiReportSetFileNameメソッドとsetReportFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドを同時に指定した場合は,setMultiReportSetFileNameメソッドで指定された帳票ファイルのあとに,setReportFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドで指定された帳票ファイルを追加して出力します。
注※3
setMultiReportSetFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドを指定して出力する場合,メソッドの指定は無効になります。

なお,setPrintCopiesメソッド,setSortPrintメソッド,およびsetPaperOrientationメソッドは指定してもエラーになりませんが,メソッドの指定は無効になります。