帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
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setTrayCodeメソッド
形式
public void setTrayCode(int newTrayCode)
引数
- newTrayCode
- プリンタの給紙トレイを指定します。
- Windows環境の場合
Windows環境の場合は,プリンタの給紙トレイを給紙トレイコードで指定します。setTrayCodeメソッドを指定しない場合は,プリンタプロパティで指定したデフォルトのトレイから給紙されます。
給紙トレイコードは,「給紙トレイ一覧ツール」で取得したコードです。
[給紙トレイ一覧]ツールの実行ファイル「Eurtyl.exe」は,EUR Developer,EUR Print Service,またはEUR Print Service Enterpriseのインストール先フォルダ\Program\下にあります。
[給紙トレイ一覧]ツールの実行ファイル「Eurtyl.exe」をダブルクリックすると,[給紙トレイ一覧]ダイアログが表示されます。[給紙トレイ一覧]ダイアログでは,出力先プリンタをリストボックスから選択すると,そのプリンタの給紙トレイ名と,対応する給紙トレイコードの一覧が表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU020100.GIF)
- UNIX/Linux環境の場合
UNIX/Linux環境の場合は,プリンタの給紙トレイを給紙カセット番号で指定します。setTrayCodeメソッドを指定しない場合は,プリンタ定義ファイルにキーワードDefaultCassetteで指定したデフォルトのトレイから給紙されます。プリンタ定義ファイルについては,「7.6 プリンタ定義ファイル」を参照してください。
指定する給紙トレイ情報を次に示します。
表5-22 給紙トレイ情報
| 指定する情報 |
給紙トレイ(対象給紙装置) |
| 0 |
自動給紙します。出力する帳票の用紙サイズからカセットを自動選択します。 |
| -1 |
手差しトレイから給紙します。 |
| 給紙カセット番号 |
指定したカセット番号の給紙カセットから給紙します。カセット番号は,1〜n(nは,プリンタ定義ファイルのキーワードCassettesで指定した値)で指定します。 |
- 注意
- 次に示す指定がある場合,帳票の用紙サイズと給紙される紙のサイズが異なるときは,プリンタのハードによって動作が異なります。
- -1(手差しトレイ)が指定された場合
- 給紙カセット番号が指定された場合
- 0(自動給紙)が指定されたのに,プリンタのパネルで給紙カセットが選択されている場合
- 帳票の用紙サイズと給紙される紙のサイズを合わせておくか,または帳票の用紙サイズと異なる用紙に印刷する場合は,あらかじめ試し印刷をしてプリンタの動作を確認しておいてください。
解説
setOutputTypeメソッドに1を指定した場合,setTrayCodeメソッドを指定しても無効です。2を指定した場合,setSortPrintメソッドを指定すると,エラー(KEEU603-E)になります。
setMultiReportSetFileNameメソッド,またはsetMultiReportFileNameメソッドで複数の帳票ファイルを指定して出力する場合は,すべての帳票がsetTrayCodeメソッドに指定したトレイから給紙されます。
戻り値
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