帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
setUserDataFileNameメソッド
ユーザ定義データ用のデータファイル名,または可変記号値定義ファイル名を指定します。
形式
public void setUserDataFileName(String newUserDataFileName)
引数
- newUserDataFileName
- ユーザ定義データ用のデータファイル名,または可変記号値定義ファイル名を指定します。
解説
データファイルからデータを読み込む場合は,setReportFileNameメソッドで指定した帳票ファイルに対応するユーザ定義データファイル名を指定してください。
データベースからデータを読み込む場合は,可変記号値定義ファイル名を指定してください。
ファイル名は,フルパス,相対パス,またはファイル名だけのどれかで指定してください。ファイル名をフルパスで指定しなかった場合は,次に示す順にファイルを検索します。
- Windows環境の場合
- setUserDataFilePathメソッドで指定されているフォルダ
- 環境設定ファイル(EURPS_ENV)の変数EURPS_USERDATAPATHに設定されているフォルダ
- EUR Developer,EUR Print Service,またはEUR Print Service Enterpriseのインストール先フォルダ
- UNIX/Linux環境の場合
- setUserDataFilePathメソッドで指定されているディレクトリ
- 環境設定ファイル(eurps_env)の変数EURPS_USERDATAPATHに設定されているディレクトリ
- ホームディレクトリ(環境変数HOMEで設定したディレクトリ)
- /var/opt/eurpsディレクトリ
帳票出力を実行する前に,指定したファイル名を見直してください。
- 存在するファイル,または読み込み権限のあるファイルを指定してください。指定したファイルがなかったり,読み込み権限が与えられていないファイルを指定した場合は,エラー(KEEU006-E,またはKEEU054-E)になります。
- ファイル名に指定できる文字数は,次のとおりです。指定したファイル名に誤りがある場合は,エラー(KEEU009-E)になります。
- Windows環境の場合
フルパスで指定する場合は半角259文字以内
相対パス,またはファイル名だけで指定する場合は半角255文字以内
- UNIX/Linux環境の場合
フルパスで1,023バイト以内
- ファイル名には「"」を含めないでください。ファイル名に「"」が含まれていると,エラー(KEEU600-E)になります。
- 指定した可変記号値定義ファイルの内容に誤りがある場合は,エラー(KEEU056-E)になります。
- setUserDataFileNameメソッドを指定した場合は,必ずsetReportFileNameメソッドを指定してください。指定しない場合は,エラー(KEEU601-E)になります。
戻り値
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.