帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力
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7.6 プリンタ定義ファイル
プリンタ定義ファイルには,次に示す情報を定義します。
- 印刷位置補正情報(Windows / UNIX/Linux環境)
- 印刷で使用するプリンタの情報(Windows / UNIX/Linux環境)
- PDF形式ファイルを印刷するときの解像度情報(Windows / UNIX/Linux環境)
- CODE39/GS1-128(UCC/EAN-128)/CODE128バーコードのバーコード補正情報(Windows / UNIX/Linux環境)
- QRコードのセルサイズ(Windows / UNIX/Linux環境)
- PDF形式ファイルへのフォント埋め込み(Windows / UNIX/Linux環境)
- 印刷位置補正情報
- 帳票印刷時に印刷位置を補正するために,水平方向と垂直方向のシフト量をプリンタ定義ファイルに定義します。
- 例えば,プレプリント用紙を使用した場合,出力先プリンタのハードの給紙精度によって印刷位置がずれることがあります。プリンタごとの補正情報をプリンタ定義ファイルに定義しておくことで,印刷位置がずれることなく印刷できます。
- 印刷位置を補正できるのは,GDI印刷,およびPDFファイル出力の場合です。
- 印刷で使用するプリンタの情報
- UNIXでの印刷で使用するプリンタ情報をプリンタ定義ファイルに定義します。
- プリンタ定義ファイルは,Windows環境でのプリンタアイコンの代わりになるものです。プリンタのハード情報(PDL言語,解像度,マージンなど)や,プリンタアイコンのプロパティで指定できる内容(給紙トレイ,両面印刷など)を定義します。
- ひとつのプリンタ定義ファイルには,複数のプリンタ情報を登録できます。
- PDF形式ファイルを印刷するときの解像度情報
- バーコードのあるPDF形式ファイルを印刷するとき,使用するプリンタの解像度をプリンタ定義ファイルに定義します。
- バーコードのあるPDF形式ファイルは,使用するプリンタの解像度に合わせて印刷されます。見た目は変わりありませんが,バーコードリーダで正しく読み取れないことがあります。
- プリンタ定義ファイルに,使用するプリンタの解像度を指定することで,プリンタの解像度に合わせたバーコードを印刷できます。バーコードのあるPDF形式ファイルを印刷する場合は,必ず指定することをお勧めします。
- CODE39/GS1-128(UCC/EAN-128)/CODE128バーコードのバーコード補正情報
- CODE39/GS1-128(UCC/EAN-128)/CODE128バーコードのエレメントやバーの幅を指定できます。バーコードのサイズを自由に変えられるので,作成した帳票に合わせたバーコードのカスタマイズができます。
- QRコードのセルサイズ
- QRコードのセルサイズを指定できます。QRコードのセルサイズを指定することによって,QRコードのサイズを自由に変えられるので,作成した帳票に合わせたQRコードのカスタマイズができます。
- PDF形式ファイルへのフォント埋め込み
- PDF形式ファイルにフォントを埋め込んで出力できます。フォントを埋め込むことによって,PDF形式ファイルを出力するマシンにインストールされていないフォントも出力できるようになります。
- <この節の構成>
- 7.6.1 プリンタ定義ファイルの作成
- 7.6.2 プリンタ定義ファイルのキーワード
- 7.6.3 プリンタ定義ファイルの指定例
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