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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


17.10 接続情報設定/取得インタフェース

JDBC2.0 Optional Packageで提供する,DataSource,ConnectionPoolDataSource,及びXADataSourceの各クラスでは,JDBC2.0 Optional Package規格で定められたメソッドのほかに,DB接続に必要となる接続情報設定/取得用のメソッドを提供します。

接続情報設定/取得メソッドの一覧を次の表に示します。

表17‒102 接続情報設定/取得メソッドの一覧

メソッド

機能

setDescription

データベースへの接続に必要な情報(接続付加情報)を設定します。

getDescription

データベースへの接続に必要な情報(接続付加情報)を取得します。

setDBHostName

接続するHiRDBのホスト名を設定します。

getDBHostName

接続するHiRDBのホスト名を取得します。

setJDBC_IF_TRC

JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。

getJDBC_IF_TRC

JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を取得します。

setTRC_NO

JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を設定します。

getTRC_NO

JDBCインタフェースメソッドトレースのエントリ数を取得します。

setUapName

UAP名称を設定します。

getUapName

UAP名称を取得します。

setUser

データベース接続時の認可識別子を設定します。

getUser

データベース接続時の認可識別子を取得します。

setPassword

データベース接続時のパスワードを設定します。

getPassword

データベース接続時のパスワードを取得します。

setXAOpenString

XAオープン文字列を設定します。

getXAOpenString

XAオープン文字列を取得します。

setXACloseString

XAクローズ文字列を設定します。

getXACloseString

XAクローズ文字列を取得します。

setLONGVARBINARY_Access

JDBC SQLタイプLONGVARBINARY(HiRDBのデータ型であるBLOB型,及びBINARY型)のデータへのアクセス方法を設定します。

getLONGVARBINARY_Access

JDBC SQLタイプLONGVARBINARY(HiRDBのデータ型であるBLOB型,及びBINARY型)のデータへのアクセス方法を取得します。

setSQLInNum

実行するSQLの入力?パラメタの最大数を設定します。

getSQLInNum

実行するSQLの入力?パラメタの最大数を取得します。

setSQLOutNum

実行するSQLの検索項目の最大数を設定します。

getSQLOutNum

実行するSQLの検索項目の最大数を取得します。

setSQLWarningLevel

SQL実行時に発生した警告保持レベルを設定します。

getSQLWarningLevel

setSQLWarningLevelメソッドで設定した警告保持レベルを取得します。

setXALocalCommitMode

XA接続時,トランザクションが分散トランザクションでない場合,オートコミット機能を有効にするかどうかを設定します。

getXALocalCommitMode

XA接続時,トランザクションが分散トランザクションでない場合,オートコミット機能を有効にするかどうかの設定情報を取得します。

setSQLWarningIgnore

データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。

getSQLWarningIgnore

データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかの設定情報を取得します。

setHiRDBCursorMode

HiRDBがコミットした場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかどうかを設定します。

getHiRDBCursorMode

HiRDBがコミットした場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかどうかの設定情報を取得します。

setNotErrorOccurred

ConnectionEventListener.connectionErrorOccurredの発生を抑止するかどうかを設定します。

getNotErrorOccurred

ConnectionEventListener.connectionErrorOccurredの発生を抑止するかどうかの設定情報を取得します。

setEnvironmentVariables

HiRDBのクライアント環境定義を設定します。

getEnvironmentVariables

HiRDBのクライアント環境定義を取得します。

setEncodeLang

データ変換時の変換文字セット名称を設定します。

getEncodeLang

設定された変換文字セット名称を取得します。

setMaxBinarySize

JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を設定します。

getMaxBinarySize

JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時のデータサイズの上限を取得します。

setStatementCommitBehavior

コミットした場合,ステートメントオブジェクトをコミット実行後も有効とするかどうかを設定します。

getStatementCommitBehavior

コミットした場合,ステートメントオブジェクトをコミット実行後も有効とするかどうかの設定情報を取得します。

setLONGVARBINARY_AccessSize

HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データの長さを設定します。

getLONGVARBINARY_AccessSize

HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データの長さを取得します。

setLONGVARBINARY_TruncError

JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時に切り捨てが発生した場合に,例外を投入するかどうかを設定します。

getLONGVARBINARY_TruncError

JDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データ取得時に切り捨てが発生した場合に,例外を投入するかどうかの設定情報を取得します。

setStatementCloseBehavior

ステートメント(Statementクラス,PreparedStatementクラス,及びCallableStatementクラス)のcloseメソッド実行時に前処理結果を無効にするかどうかを設定します。

getStatementCloseBehavior

ステートメント(Statementクラス,PreparedStatementクラス,及びCallableStatementクラス)のcloseメソッド実行時に前処理結果を無効にするかどうかの設定情報を取得します。

setHiRDBINI

HiRDB.INIファイルのディレクトリを指定します。

getHiRDBINI

HiRDB.INIファイルのディレクトリを取得します。

setBatchExceptionBehavior

java.sql.BatchUpdateExceptionのgetUpdateCountsメソッドの戻り値に,JDBC規格に準拠した更新カウントを設定するかどうかを指定します。

getBatchExceptionBehavior

java.sql.BatchUpdateExceptionのgetUpdateCountsメソッドの戻り値に,JDBC規格に準拠した更新カウントを設定するかどうかの設定情報を取得します。

setUpdateCountBehavior

更新系SQL発行時の更新行数が0の場合,java.sql.StatementのgetUpdateCountメソッドの戻り値として-1を返却するかどうかを指定します。

getUpdateCountBehavior

更新系SQL発行時の更新行数が0の場合,java.sql.StatementのgetUpdateCountメソッドの戻り値として-1を返却するかどうかの設定情報を取得します。

setSendBufferSize

コネクションプーリングを使用している場合,コネクションが保持する送信バッファの初期サイズを指定します。

getSendBufferSize

コネクションプーリングを使用している場合,コネクションが保持する送信バッファの初期サイズを取得します。

setReceiveBufferSize

コネクションプーリングを使用している場合,コネクションが保持する受信バッファの初期サイズを指定します。

getReceiveBufferSize

コネクションプーリングを使用している場合,コネクションが保持する受信バッファの初期サイズを取得します。

〈この節の構成〉