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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


17.10.43 setLONGVARBINARY_AccessSize

〈この項の構成〉

(1) 機能

HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データの長さを設定します。

(2) 形式

public void setLONGVARBINARY_AccessSize ( int access_size ) throws SQLException

(3) 引数

int access_size:

要求するデータ長をキロバイト単位で指定します。指定値は,0〜2,097,151です(デフォルトは0)。0を指定した場合は,データ全体を一度に要求します。

(4) 戻り値

なし。

(5) 機能詳細

HiRDBサーバに対して一度に要求するJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データの長さを設定します。

例えば,引数access_sizeに20を指定した場合,データベースに格納している100キロバイトのJDBC SQLタイプLONGVARBINARY型データをResultSetのgetBytesメソッドで取得しようとすると,データを20キロバイトずつ5回に分けて取得します。

setLONGVARBINARY_Accessメソッドの引数modeにLOCATOR以外を指定している場合は,この指定値は有効となりません。

このメソッドでの設定は,「ユーザプロパティ」で示したプロパティHiRDB_for_Java_LONGVARBINARY_ACCESS_SIZEの設定と同等になります。

(6) 発生する例外

引数access_sizeに0〜2,097,151以外の値を指定した場合は,SQLExceptionを投入します。

(7) 注意事項

LONGVARBINARY_ACCESS」の注意事項を参照してください。