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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


17.10.31 setHiRDBCursorMode

〈この項の構成〉

(1) 機能

HiRDBがコミットした場合にResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかどうかを設定します。

(2) 形式

public void setHiRDBCursorMode ( boolean mode )

(3) 引数

boolean mode:

次の値を指定します。

true:コミットした場合でもResultSetクラスのオブジェクトを有効とします。なお,trueを指定した場合,次のクラスのオブジェクトについても,コミット後も有効となります。
  • Statementクラス

  • PreparedStatementクラス

  • CallableStatementクラス

false:コミットした場合,ResultSetクラスのオブジェクトを無効とします。

(4) 戻り値

なし。

(5) 機能詳細

HiRDBがコミットした場合に,ResultSetクラスのオブジェクトを有効とするかどうかを設定します。このメソッドが呼び出されない場合のデフォルトはfalseです。

無効となったResultSetオブジェクトでcloseメソッド呼び出し以外の操作を行った場合,SQLExceptionを投入します。

このメソッドの実行は,「URLの構文」で示した項目HIRDB_CURSORの設定と同等です。

(6) 発生する例外

なし。

(7) 注意事項

HIRDB_CURSOR及びSTATEMENT_COMMIT_BEHAVIOR指定時の注意事項」を参照してください。