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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


17.10.55 setSendBufferSize

〈この項の構成〉

(1) 機能

コネクションプーリングを使用している場合,コネクションが保持する送信バッファの初期サイズを指定します。

(2) 形式

public synchronized void setSendBufferSize(int buffer_size) throws SQLException

(3) 引数

int buffer_size:

キロバイト単位で指定します。

0:送信バッファサイズの初期値は32キロバイトになります。Connection.close実行時,バッファの再確保はしないで,確保済みのバッファをそのまま保持します。

32〜2097151:送信バッファサイズの初期値は指定値になります。Connection.close実行時,コネクションが保持している送信バッファのサイズが初期値より大きくなっている場合は,保持しているバッファを解放して初期値サイズのバッファを確保します。

(4) 戻り値

なし。

(5) 機能詳細

コネクションプーリングを使用している場合(ConnectionPoolDataSource又はXADataSourceを使用した接続),コネクションが保持する送信バッファの初期サイズを指定します。これによって,Connection.close実行時に送信バッファのサイズが初期値より大きくなっている場合は,保持しているバッファを解放して初期値サイズのバッファを確保します。

(6) 発生する例外

引数buffer_sizeに0及び32〜2,097,151以外の値を指定した場合,SQLExceptionを投入します。