Hitachi

ノンストップデータベース HiRDB Version 10 UAP開発ガイド


17.10.35 setEnvironmentVariables

〈この項の構成〉

(1) 機能

HiRDBのクライアント環境定義を設定します。

(2) 形式

public void setEnvironmentVariables ( String variables ) throws SQLException

(3) 引数

String variables:

HiRDBのクライアント環境定義を,次の形式で指定します。

[形式]
"変数名=値;変数名=値; ..<省略>.. ;変数名=値"

指定例を次に示します。

[指定例]
setEnvironmentVariables ("PDFESHOST=FES1;PDCWAITTIME=0");

ナル値の場合は,このメソッドによって現在までに設定したクライアント環境定義を無効とし,初期状態に戻します。

(4) 戻り値

なし。

(5) 機能詳細

HiRDBクライアント環境定義を設定します。

JDBCドライバで指定できるクライアント環境定義は,「指定できるクライアント環境定義」を参照してください。変数名にJDBCドライバで指定できないクライアント環境定義が指定された場合,指定を無視します。なお,変数名は大文字と小文字を区別するため,注意してください。

複数の設定方法を持つ接続情報の優先順位については,「接続情報の優先順位」を参照してください。

なお,このメソッドでは,クライアント環境定義の各指定値をチェックしません。データベース接続時に指定値をチェックし,不正であればSQLExceptionを投入します。

(6) 発生する例外

なし。