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DBPARTNER2 Client プログラマーズガイド


7.2 DBPARTNERオブジェクトの詳細

DBPARTNERオブジェクトは,サーバプログラムとの接続を管理するオブジェクトです。このオブジェクトは,DBPARTNER2 Clientのトップオブジェクトです。

DBPARTNERオブジェクトのプロパティとメソッドの一覧を次に示します。

●DBPARTNERオブジェクトのプロパティの一覧

プロパティ

設定

取得

説明

CodeChangeMode

コード変換処理を実行するプログラムを設定します。

CommitMode

トランザクション終了モードを設定します。

DictPath

見出し辞書を格納しているパスを文字列で設定します。

TableDefSource

表情報,列情報の取得元を設定します。

IsConnect

サーバと接続しているかどうかの状態を取得します。

LogoffFileName

ログオフに使うマクロスクリプトファイル名を設定します。

LogonFileName

ログオンに使うマクロスクリプトファイル名を設定します。

MacroTimeLimit

マクロスクリプトの実行監視時間を設定します。

Password

パスワードを文字列で設定します。

ResponseLimit

応答待ち時間を設定します。

TargetDatabase

接続するデータベースを設定します。

TargetServer

接続するサーバプログラムを設定します。

TerminalMode

CommuniNetの起動モードを設定します。

TerminalName

CommuniNetの端末名を設定します。

UserID

ログインするユーザIDを文字列で設定します。

●DBPARTNERオブジェクトのメソッドの一覧

メソッド

説明

Cancel(CancelEx)

実行中の処理をキャンセルします。

Commit

実行中の処理を有効にして,トランザクションを終了させます。

Connect

サーバとの接続を開始します。

Disconnect

サーバとの接続を終了します。

Rollback

実行中の処理を無効にして,トランザクションを終了させます。

TerminalClose

サーバとの接続を終了して,CommuniNetを終了させます。

〈この節の構成〉