CodeChangeModeプロパティ
機能
コード変換処理を実行するプログラムを設定します。コード変換処理とは,サーバ側の文字コード(EBCDIK/KEIS)とクライアント側の文字コード(JIS/シフトJIS)の変換処理のことです。
dbpServerを設定すると,TargetServerプロパティで設定したサーバでコード変換処理を実行します。dbpClientを設定すると,TerminalNameプロパティで設定したCommuniNetでコード変換処理を実行します。
このプロパティは,値も取得できます。
形式
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Object. CodeChangeMode[= Mode] |
パラメタ
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Object
DBPARTNERオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式です。
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Mode
コード変換種別を,次に示す定数又は数値で設定します。
定数
数値
内容
dbpServer
0
コード変換を,サーバ側のプログラムで実行します。
dbpClient
1
コード変換を,クライアント側のプログラムで実行します。
使い方
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dbpClientを設定するときは,CommuniNetのコードマッピングユーティリティを使って,シフトJISコードとKEISコードを対応付けてください。
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dbpClientを設定するときは,サーバ側の設定を変更する必要があります。dbpClientを設定したときの注意については,「8.2 クライアント側プログラムでコード変換するときの注意」を参照してください。
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コード変換種別に設定した値は,初回のConnectメソッド実行時(CommuniNet起動時)にCommuniNetに渡されるので,CommuniNetが終了するまで変更できません。