CommitModeプロパティ
機能
サーバプログラムに対するトランザクションを自動的に終了するかどうかを設定します。このプロパティは,値も取得できます。
形式
Object. CommitMode[= Mode] |
パラメタ
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Object
DBPARTNERオブジェクトへの参照を表すオブジェクト式です。
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Mode
トランザクション終了モードを,次に示す定数又は数値で設定します。
定数
数値
内容
dbpAuto
0
自動的にトランザクションを終了します。
dbpManual
1
アプリケーションで終了を設定します。
使い方
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dbpAutoを設定すると,Commitメソッド又はRollbackメソッドを実行しても無視されます。
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dbpAutoを設定したときに一覧情報の取得,データの抽出,データの更新処理が正常に終わると,自動的にトランザクションがCommitされます。
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dbpAutoを設定したときに一覧情報の取得,データの抽出,データの更新処理がエラーになると,自動的にトランザクションがRollbackされます。
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dbpManualは更新処理のときにだけ有効です。表情報,列情報,データの抽出など,更新以外の処理では有効になりません。
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dbpManualを設定したときは,更新処理が終了した時点でCommitメソッド又はRollbackメソッドでトランザクションを終了してください。更新処理が終了した時点でトランザクションを終了しないと,以降の処理の中で自動的にCommitが実行されます。
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サーバプログラムと接続中(ConnectメソッドからDisconnectメソッドまでの間)は,CommitModeプロパティの値を変更してもトランザクション終了モードを変えることはできません。
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このプロパティは,使えるデータベースに制限があります。データベースの制限については,「8.3 データベースと使えるプロパティ/メソッド」を参照してください。