Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
この節では,Assist連携時に出力するメッセージの一覧を示します。
メッセージの出力フォーマットは次のとおりです。
日付,時間,スレッドID,メッセージID,処理種別,メッセージ内容 |
Assist連携機能のログファイルの格納場所は次のとおりです。なお,SFagent.logはAssist連携処理が完了するまで出力されないため,Assist連携処理中のおそれがある場合は,ScheExec.logで結果を確認してください。
<インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.log …直前に実行したAssist連携の1回分のログファイル <インストールディレクトリ>\log\agent\SFagent.log …過去分も含むAssist連携のログファイル
Assist連携時及びSFagentコマンドを実行した際に出力されるメッセージを次の表に示します。なお,表中の「x」は,任意の名前,又は数字です。
SFagentコマンドの実行方法については,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。
表13-18 Assist連携時及びSFagentコマンド実行時に出力されるメッセージ(ファイルモードの場合)
| 項番 | メッセージ内容 | 対処 |
|---|---|---|
| 1 | 親サーバ設定でないため,Assist連携機能を実行できません | 「コンフィギュレーション」の設定で親サーバの設定を確かめてから,親サーバでSFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 2 | ホームサーバ一覧ファイルが存在しません | Assist連携用ホームサーバ一覧が存在しません。「6.1.4(2) Assist連携用ホームサーバ一覧作成」を参照してホームサーバ一覧を作成してから,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 3 | 親サーバの更新禁止設定処理でエラーが発生しました | 親サーバでほかの処理が実行中であるか,親サーバで管理ツールサーバが起動していないおそれがあります。詳しくは,ログファイルを確認してください。 エラーとなる原因を取り除いたら,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 4 | 親サーバの管理データ更新処理でエラーが発生しました | 親サーバの管理ツールサーバが起動していることを確認して,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 5 | 管理ツールサーバ起動確認処理でエラーが発生しました | Assist連携用ホームサーバ一覧の内容に誤りがあるか,一覧に記載されたサーバの管理ツールサーバが起動していないおそれがあります。 管理ツールでAssist連携用ホームサーバ一覧の内容を確認し,すべての管理ツールサーバの起動も確認してから,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 6 | 親サーバのホームサーバ リカバリ処理でエラーが発生しました | SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 7 | 子サーバの更新禁止設定処理でエラーが発生しました | 1.すべての管理ツールサーバが起動していることを確認してください。 2.親サーバからagtcoutコマンドを実行してください。agtcoutコマンドについては,「9.6 更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)」を参照してください。 3.すべての子サーバで管理データの取得を実行してください。 |
| 8 | 子サーバの管理データ取得処理でエラーが発生しました | 同上 |
| 9 | 子サーバの更新禁止解除処理でエラーが発生しました | すべての管理ツールサーバが起動していることを確認して,親サーバで次のコマンドを実行してください。 agtcout agtcoutコマンドの指定方法については,「9.6 更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)」を参照してください。 |
| 10 | 親サーバの更新禁止解除処理でエラーが発生しました | 同上 |
| 11 | ユーザのホームサーバ移動が発生しました | ユーザのホームサーバ移動が発生しました。「9.5 ユーザのホームサーバ移動」を参照して移動者一覧ファイルの存在と内容を確認してください。 その後,「12.2.3(2) ユーザのSchedulerホームサーバの変更手順(Assist連携している場合)」を参照してスケジュールデータの移行をしてください。 |
| 12 | 復旧処理開始:xxxxxxxを元に戻します | エラーが発生したため,回復処理をしました。ログを参照してエラー原因を取り除いてから,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。 |
| 13 | Groupmax Scheduler Serverインストールパス取得失敗 | 「12.1.1 バージョンアップ手順(ファイルモード)」を参照して,Scheduler Serverを再インストールしてください。 |
DBモードでSFagentコマンドを実行した場合に出力されるメッセージを次に示します。
表13-19 SFagentコマンド実行時に出力されるメッセージ(DBモードの場合)
| 項番 | メッセージID | メッセージ | 対処 |
|---|---|---|---|
| 1 | KDAE03601-I | コマンド実行開始(indxget) | なし |
| 2 | KDAE03602-I | コマンド実行終了(indxget) | なし |
| 3 | KDAE03603-E | コマンド実行失敗(indxget) | ログファイルを参照し,エラー原因を取り除いてからSFagentコマンドを再実行してください。 |
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