Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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13.12 Assist連携時メッセージ

この節では,Assist連携時に出力するメッセージの一覧を示します。

<この節の構成>
(1) メッセージの出力フォーマット
(2) ログファイルの格納場所
(3) Assist連携時のメッセージ

(1) メッセージの出力フォーマット

メッセージの出力フォーマットは次のとおりです。

フォーマット
日付,時間,スレッドID,メッセージID,処理種別,メッセージ内容
日付
YYYY/MM/DDの形式(西暦)(10バイト)
時間
HH:MM:SSの形式(8バイト)
スレッドID
スレッドID(5バイト)
メッセージID
メッセージID(5バイト)
処理種別
  • I:通常のメッセージ
  • E:エラーメッセージ
メッセージ内容
主要なメッセージを「13.12(3) Assist連携時のメッセージ」に示します。

(2) ログファイルの格納場所

Assist連携機能のログファイルの格納場所は次のとおりです。なお,SFagent.logはAssist連携処理が完了するまで出力されないため,Assist連携処理中のおそれがある場合は,ScheExec.logで結果を確認してください。

<インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.log
   …直前に実行したAssist連携の1回分のログファイル
<インストールディレクトリ>\log\agent\SFagent.log
   …過去分も含むAssist連携のログファイル

(3) Assist連携時のメッセージ

Assist連携時及びSFagentコマンドを実行した際に出力されるメッセージを次の表に示します。なお,表中の「x」は,任意の名前,又は数字です。

SFagentコマンドの実行方法については,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。

表13-18 Assist連携時及びSFagentコマンド実行時に出力されるメッセージ(ファイルモードの場合)

項番 メッセージ内容 対処
1 親サーバ設定でないため,Assist連携機能を実行できません 「コンフィギュレーション」の設定で親サーバの設定を確かめてから,親サーバでSFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
2 ホームサーバ一覧ファイルが存在しません Assist連携用ホームサーバ一覧が存在しません。「6.1.4(2) Assist連携用ホームサーバ一覧作成」を参照してホームサーバ一覧を作成してから,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
3 親サーバの更新禁止設定処理でエラーが発生しました 親サーバでほかの処理が実行中であるか,親サーバで管理ツールサーバが起動していないおそれがあります。詳しくは,ログファイルを確認してください。
エラーとなる原因を取り除いたら,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
4 親サーバの管理データ更新処理でエラーが発生しました 親サーバの管理ツールサーバが起動していることを確認して,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
5 管理ツールサーバ起動確認処理でエラーが発生しました Assist連携用ホームサーバ一覧の内容に誤りがあるか,一覧に記載されたサーバの管理ツールサーバが起動していないおそれがあります。
管理ツールでAssist連携用ホームサーバ一覧の内容を確認し,すべての管理ツールサーバの起動も確認してから,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
6 親サーバのホームサーバ リカバリ処理でエラーが発生しました SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
7 子サーバの更新禁止設定処理でエラーが発生しました 1.すべての管理ツールサーバが起動していることを確認してください。
2.親サーバからagtcoutコマンドを実行してください。agtcoutコマンドについては,「9.6 更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)」を参照してください。
3.すべての子サーバで管理データの取得を実行してください。
8 子サーバの管理データ取得処理でエラーが発生しました 同上
9 子サーバの更新禁止解除処理でエラーが発生しました すべての管理ツールサーバが起動していることを確認して,親サーバで次のコマンドを実行してください。
agtcout
agtcoutコマンドの指定方法については,「9.6 更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)」を参照してください。
10 親サーバの更新禁止解除処理でエラーが発生しました 同上
11 ユーザのホームサーバ移動が発生しました ユーザのホームサーバ移動が発生しました。「9.5 ユーザのホームサーバ移動」を参照して移動者一覧ファイルの存在と内容を確認してください。
その後,「12.2.3(2) ユーザのSchedulerホームサーバの変更手順(Assist連携している場合)」を参照してスケジュールデータの移行をしてください。
12 復旧処理開始:xxxxxxxを元に戻します エラーが発生したため,回復処理をしました。ログを参照してエラー原因を取り除いてから,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。コマンド実行後,再度ログファイルで実行結果を確認してください。
13 Groupmax Scheduler Serverインストールパス取得失敗 12.1.1 バージョンアップ手順(ファイルモード)」を参照して,Scheduler Serverを再インストールしてください。

DBモードでSFagentコマンドを実行した場合に出力されるメッセージを次に示します。

表13-19 SFagentコマンド実行時に出力されるメッセージ(DBモードの場合)

項番 メッセージID メッセージ 対処
1 KDAE03601-I コマンド実行開始(indxget) なし
2 KDAE03602-I コマンド実行終了(indxget) なし
3 KDAE03603-E コマンド実行失敗(indxget) ログファイルを参照し,エラー原因を取り除いてからSFagentコマンドを再実行してください。