Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

13.13 「agtcout」メッセージ

この節では,agtcoutコマンド実行時に出力するメッセージの一覧を示します。

<この節の構成>
(1) メッセージの出力フォーマット
(2) ログファイルの格納場所
(3) agtcout実行時のメッセージ

(1) メッセージの出力フォーマット

メッセージの出力フォーマットは次のとおりです。

フォーマット
日付,時間,スレッドID,メッセージID,処理種別,メッセージ内容
日付
YYYY/MM/DDの形式(西暦)(10バイト)
時間
HH:MM:SSの形式(8バイト)
スレッドID
スレッドID(5バイト)
メッセージID
メッセージID(5バイト)
処理種別
  • I:通常のメッセージ
  • E:エラーメッセージ
  • W:警告メッセージ
メッセージ内容
主要なメッセージを「13.13(3) agtcout実行時のメッセージ」に示します。

(2) ログファイルの格納場所

agtcoutのログファイルの格納場所は次のとおりです。Assist連携時と同じログファイルに出力されます。

<インストールディレクトリ>\log\agent\SFagent.log
…過去分も含むAssist連携のログファイル

<インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.log
…直前に実行したAssist連携の1回分のログファイル

(3) agtcout実行時のメッセージ

agtcoutコマンドの実行時に出力されるメッセージを次の表に示します。agtcoutコマンドの指定方法については,「9.6 更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)」を参照してください。

表13-20 agtcoutのメッセージ

項番 メッセージ内容 対処
1 親サーバ設定でないため,全サーバ更新設定解除コマンドを実行できません コンフィギュレーションの設定で親サーバの設定を確かめてから,親サーバで再度agtcoutコマンドを実行してください。
2 親サーバで更新禁止解除に失敗しました 親サーバで再度agtcoutコマンドを実行してください。
3 管理ツールサーバ起動確認処理に失敗しました 子サーバで管理ツールサーバが起動していないおそれがあります。すべての子サーバで管理ツールサーバが起動していることを確認して,再度agtcoutコマンドを実行してください。
4 子サーバで更新禁止解除に失敗しました 更新禁止解除に失敗した子サーバがあります。出力されているログメッセージを参照して原因を排除した後,再度agtcoutコマンドを実行してください。
5 Assist連携機能が動作中のため実行できません Assist連携機能,又はSFdatacpが実行中です。しばらくたってから再度agtcoutを実行してください。