Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
(1) Assist連携時に,Assist ViewerやAddress Server上の変更がSchedulerに反映されない
- 原因1
- 管理ツールサーバが起動していないサーバがあります。
- 回復方法1
- 親サーバ,及びすべての子サーバで次に示すサービスを起動してください。
- Groupmax Scheduler Server Tool
- Groupmax Facilities Manager Tool
施設管理を使用していない場合は,親サーバ,及びすべての子サーバで「Groupmax Facilities Manager Tool」を起動しないでください。
その後,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。
- 原因2
- ホームサーバ一覧がありません。
- 回復方法2
- 「6.1.4(2) Assist連携用ホームサーバ一覧作成」を参照して管理ツールでホームサーバ一覧を作成した後,SFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。
- 原因3
- ユーザのSchedulerホームサーバ名に不正なサーバが指定されています。
- 回復方法3
- Assist ViewerでSchedulerのホームサーバを選択し直してください。手入力する場合でも,Schedulerサーバ名のドロップダウンメニューに表示されるサーバ名以外を入力しないでください。
- 原因4
- 親サーバ上のAddress Serverが停止しているため,Address Serverのマスター管理サーバの変更内容が,親サーバ上のAddress Serverに反映されていません。
- 回復方法4
- 親サーバ上のAddress Serverを起動してください。
- 原因5
- コンフィギュレーションで「コンフィギュレーション」メニューの項番16(ファイルモードの場合)又は項番9(DBモードの場合)の「Assist連携」を「使用する」に設定されていません。既に,「使用する」に設定されている場合は,Address Serverを再起動していないおそれがあります。
- 回復方法5
- 「コンフィギュレーション」の「Assist連携」を「使用する」に設定して,Address Serverを再起動してください。詳細は,「9.3 Assist連携の設定」を参照してください。
- 原因6
- SFagent.iniファイルに「Exec=0」が指定されています。
- 回復方法6
- <インストールディレクトリ>\bin\SFagent.iniファイルの設定を確認して「Exec=0」を削除するか,又は「Exec=1」と変更した後にSFagentコマンドを実行してください。SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。
(2) Assist連携時に,Assist ViewerのSchedulerサーバ名コンボボックスにScheduler以外のサーバ名が表示される
(3) Assist連携時にAssist Viewerでユーザ情報を変更した後,クライアントからスケジュールの更新ができない
- 原因1
- Assist連携機能が処理中です。
- 回復方法1
- しばらく待って,<インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.log
- の内容を確認してください。処理終了時には「★★★ : Assist連携機能を終了します」と出力されます。
- 原因2
- Assist連携機能が,処理の途中で発生した障害によって中断しました。
- 回復方法2
- <インストールディレクトリ>\log\agent\ScheExec.log
- の内容を確認してください。処理中断時には「★★★ : Assist連携機能を中断します」と出力されています。
- このログを確認したら,次の手順で回復してください。
- 親サーバで更新禁止解除コマンドを実行してください。詳細は「9.6 更新禁止解除コマンド(agtcoutコマンド)」を参照してください。
- すべての子サーバでコンフィギュレーションで「管理データ取得」を実行してください。
(4) Assist連携時Assist Viewerでユーザ情報を変更した後,コンフィギュレーションで何らかの手動実行をした場合に「サーバで別の処理(13)が実行中です。再実行してください」というメッセージが出力され失敗する
- 原因
- 上記(3)と同じ原因です。
- 回復方法
- 上記(3)と同じ回復方法を実行してください。
(5) 「Error! : Assist連携機能が正常に終了していません。」というエラーになり,「ユーザ情報再作成」(GetAdAll)が実行できない
- 原因
- このエラーが出る場合は,前回のAssist連携が完了していないことを示します。前回のAssist連携が完了していない原因は,次に示すログファイルで確認してください。
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\apposv\log\agent\ScheExec.log
- 回復方法
- 次の手順で回復してください。
- SFagentコマンドを実行して,Assist連携を再実行してください。
SFagentコマンドについては,「9.7 Assist連携機能の再実行」を参照してください。
- SFagentコマンド実行後に,次のファイルを開いてください。
<Scheduler Serverインストールディレクトリ>\apposv\log\agent\ScheExec.log
ScheExec.logの最後から6行目前後に次に示すログが出力されている場合は,SFdatacpコマンド及びhostchgコマンドを実行してください。
W ユーザのホームサーバ移動が発生しています
W SFdatacpを利用してスケジュールデータの移動を行ってください
W SFdatacpについては,システム管理者ガイドを参照してください
|
SFdatacpコマンドについては,「11.2.10 SFdatacp(ユーザのホームサーバの移動)」をご参照ください。hostchgコマンドについては,「11.2.8 hostchg(ホスト名変換)」をご参照ください。
- 注意
- Assist連携の場合,「ユーザ情報再作成」(GetAdAllコマンド)は使用しないで,Assist連携でユーザ情報を反映する運用をしてください。
- ただし,サーバのホスト名変更作業の場合などで,「ユーザ情報再作成」(GetAdAllコマンド)の実行が必要な場合は,次の【実行条件】を満たす場合だけ,次の【手順】に示す手順で実行してください。
- 【実行条件】
- 次のどちらかの条件を満たす場合。
- Scheduler Serverがシングルサーバ構成である。
- Scheduler Serverがマルチサーバ構成であるが,最後にAssist連携が正常終了した以降にユーザのSchedulerホームサーバを変更をしていない,かつ,<Scheduler Serverインストールディレクトリ>\apposv\etc\MV.tblファイルが存在しない。
- 【手順】
- <Scheduler Serverインストールディレクトリ>\apposv\log\SFagent.lckファイルを削除する。
- 「ユーザ情報再作成」(GetAdAllコマンド)を実行する。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2004, 2015, Hitachi, Ltd.