Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
SFShiftコマンドを実行した際に出力されるメッセージを次の表に示します。メッセージテキスト中の「移行コマンド」は,SFShiftコマンドを指します。SFShift.logは<インストールディレクトリ>\tool\sfshift\logの下に生成されます。
SFShiftコマンドの指定方法については,「11.3.8 SFShift(HiRDB用ファイルへの変換)」を参照してください。
表13-17 SFShiftコマンド実行時のメッセージ
| 項番 | メッセージID | メッセージ | 発生後の処理 | メッセージの出力先 | 対処 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | KDAE00001-I | 移行コマンドを開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 2 | KDAE00002-I | 移行コマンドを終了します。[ReturnCode=XXXX] | 正常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:移行コマンドのリターンコード |
| 3 | KDAE00003-E | 移行コマンドを終了します。[ReturnCode=XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:移行コマンドのリターンコード SFShift.logからエラー内容を確認し,要因を取り除いた後,再実行してください。 |
| 4 | KDAE00004-E | オプションが不正です。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:指定された文字列 オプションが正しいか確認後,再実行してください。 |
| 5 | KDAE00005-E | 指定されたパスは256byteを超えています。 | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
オプション「-path」で指定するパス長を256バイト以内で指定して再実行してください。 |
| 6 | KDAE00006-E | 指定されたフォルダ名称は32byteを超えています。 | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
オプション「-out」のフォルダ名称を32バイト以内で指定して,再実行してください。 |
| 7 | KDAE00007-E | オプション[XXX]に指定された文字列が不正です。[YYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXX:オプション YYY:オプションで指定された文字列 正しいオプションを指定して再実行してください。 |
| 8 | KDAE00008-E | オプション[XXX]が複数指定されています。 | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
正しいオプションを指定して再実行してください。 |
| 9 | KDAE00009-I | 移行コマンドは既に完了しています。再実行する場合はオプション「-clean」を指定してください。 | 正常終了 | 画面 SFShift.log |
オプション「-clean」を指定して再実行してください。 |
| 10 | KDAE00010-I | 移行コマンドは既に開始しています。 | 正常終了 | 画面 | 既に移行コマンドが実行されているため,終了するまで再実行しないでください。 |
| 11 | KDAE00011-E | ファイルの読み込みに失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 YYYY:関数から取得したエラー番号 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 12 | KDAE00012-E | ファイルの書き込みに失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 YYYY:関数から取得したエラー番号 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 13 | KDAE00013-E | ファイルのコピーに失敗しました。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 14 | KDAE00014-E | ファイル名変更に失敗しました。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 15 | KDAE00015-E | ファイル作成に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 YYYY:関数から取得したエラー番号 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 16 | KDAE00016-E | ファイル削除に失敗しました。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 17 | KDAE00017-E | ファイルサイズ取得に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 YYYY:関数から取得したエラー番号 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 18 | KDAE00018-E | 前提ファイルは存在しません。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルが存在している場合は,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 対象ファイルが存在しない場合は,「-clean」オプションを指定して再実行してください。 |
| 19 | KDAE00019-W | 対象データは存在しません。[XXXX][errno=YYYY] | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ファイル・フォルダ名 YYYY:関数から取得したエラー番号 |
| 20 | KDAE00020-E | ファイルポインタ移動に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 YYYY:関数から取得したエラー番号 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 21 | KDAE00021-E | ファイルサイズ変更に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 YYYY:関数から取得したエラー番号 SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。 |
| 22 | KDAE00022-E | フォルダ作成に失敗しました。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象フォルダ名 |
| 23 | KDAE00023-E | フォルダ削除に失敗しました。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象フォルダ名 |
| 24 | KDAE00024-W | ファイルのデータ構造が不正です。このファイルのデータは移行しません。[XXXX] | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ファイル名 |
| 25 | KDAE00025-I | 移行用ファイルを作成します。[XXX] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:対象ファイル名 |
| 26 | KDAE00026-I | 移行用ファイルの作成を終了します。[XXX] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:対象ファイル名 |
| 27 | KDAE00027-I | 組織データ[XXX]の変換を開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「メンバ」,施設の組織データの場合は「施設」 |
| 28 | KDAE00028-I | 組織データ[XXX]の変換を終了します。[YYYY成功] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」 YYYY:変換成功レコード数 |
| 29 | KDAE00029-I | 組織データ[YYY]を変換中です。[XXXX成功] | 続行 | 画面 | XXXX:変換成功レコード数 YYY:変換対象がユーザの組織データの場合は「施設」,施設の組織データの場合は「ユーザ」 |
| 30 | KDAE00030-I | メンバデータ[XXX]の変換を開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」 |
| 31 | KDAE00031-I | メンバデータ[YYY]を変換中です。[XXXX成功] | 続行 | 画面 | XXXX:変換成功レコード数 YYY:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」 |
| 32 | KDAE00032-I | メンバデータ[XXX]の変換を終了します。[YYYY] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」 YYYY:変換成功レコード数 |
| 33 | KDAE00033-I | 設定データ[XXXX][YYYY]の変換を開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
移行対象がシステム定義の設定データの場合
|
| 34 | KDAE00034-I | 設定データ[ZZZZ]を変換中です。[XXXX][YYYY成功] | 続行 | 画面 | 移行対象がシステム定義の設定データの場合
|
| 35 | KDAE00035-I | 設定データ[XXXX][YYYY]の変換を終了します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
移行対象がシステム定義の設定データの場合
|
| 36 | KDAE00036-I | スケジュールデータの変換を開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 37 | KDAE00037-I | スケジュールデータの変換を終了します。[XXXX] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXXX:終了ユーザ数+終了施設数 |
| 38 | KDAE00038-I | スケジュールデータ[XXXX]の変換を開始します。 | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ユーザ・施設ID |
| 39 | KDAE00039-I | スケジュールデータ[XXXX]の変換を終了します。 | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ユーザ・施設ID |
| 40 | KDAE00040-I | スケジュールデータを変換中です。[XXXX/YYYY成功] | 続行 | 画面 | XXXX:終了ユーザ数+終了施設数 YYYY:SFShiftコマンド実行時の中間ファイルであるユーザ・施設一覧表のレコード数。「YYYY」部分は固定 |
| 41 | KDAE00041-I | ログファイル(SFShift.log)出力を開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 42 | KDAE00042-E | ログファイル(SFShift.log)出力に失敗しました。 | 異常終了 | 画面 | <インストールディレクトリ>\tool\logのアクセス権を確認後,再実行してください。 |
| 43 | KDAE00043-I | ログファイル(SFShift.log)出力を終了します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 44 | KDAE00044-W | データの文字種が不正です。[XXXX][Y][ZZZZ] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXXX:ユーザID Y:チェック番号 ZZZZ:ファイル名 スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。 |
| 45 | KDAE00045-W | データのバイト数が不正です。[XXXX][Y][ZZZZ] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXXX:ユーザID Y:チェック番号 ZZZZ:ファイル名 スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。 |
| 46 | KDAE00046-W | データの範囲が不正です。[XXXX][Y][ZZZZ] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXXX:ユーザID Y:チェック番号 ZZZZ:ファイル名 スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。 |
| 47 | KDAE00047-W | 移行対象サーバに所属していないユーザ/施設です。[XXX] | 続行 | SFShift.log | XXX:<スケジュール格納ディレクトリ>下に存在する,フォルダ名称が10バイト以下のフォルダ名 対象となるユーザ・施設が実際に所属しているホームサーバに,スケジュールデータを移動して移行してください。 |
| 48 | KDAE00048-W | 対象フォルダ[XXX]が存在しません。このフォルダ以下のデータは移行しません。 | 続行 | SFShift.log | XXX:移行対象フォルダ名(etc,room,移行コマンドを実行したサーバに所属するユーザ・施設ID) |
| 49 | KDAE00049-E | フォルダ構成が不正です。フォルダ[XXX]が存在しません。 | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXX:移行に必要な前提フォルダのパス 「<インストールディレクトリ>\tool」以下のフォルダ構成を確認し,不足しているフォルダがあれば新規に作成してください。 その後,コマンドに「-clean」オプションを指定して再実行してください。 |
| 50 | KDAE00050-W | pdload用制御ファイル[XXX]の1行目が1024byteを超えました。pdloadを実行する前に,1行目のデータが1023byte以内になるようにpdload用制御ファイルを分割してください。 | 続行 | SFShift.log | XXX:pdload用制御情報ファイルパス pdload用制御情報ファイルの1行目に入力データファイルパスを複数記述している場合,記述を別のpdload用制御情報ファイルに分割してください。 その後,pdload実行バッチファイルには,分割した制御情報ファイルを指定したpdload文を追加してください。 |
| 51 | KDAE00051-I | ホームサーバ[XXX]のデータを移行します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXX:ホームサーバ名 |
| 52 | KDAE00052-I | 処理を開始します。[XXX] | 続行 | SFShift.log | XXX:関数名 このメッセージは,関数の実行開始時に出力します。 |
| 53 | KDAE00053-I | 処理を終了します。[XXX] | 続行 | SFShift.log | XXX:関数名 このメッセージは,関数の実行終了時に出力します。 |
| 54 | KDAE00054-W | 文字コードの変換に失敗しました。[XXXX:YYYY] | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ファイルパス YYYY:変換に失敗したデータのレコード番号 |
| 55 | KDAE00055-E | ファイルのデータ構造が不正です。[XXXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイル名 |
| 56 | KDAE00056-I | ユーザ・施設一覧表の作成を開始します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 57 | KDAE00057-I | ユーザ・施設一覧表の作成を終了します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 58 | KDAE00058-E | ユーザ・施設一覧表の作成に失敗しました。 | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
− |
| 59 | KDAE00059-W | ユーザ・施設一覧表へのユーザ/施設の追加に失敗しました。[XXXX] | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ユーザ・施設ID |
| 60 | KDAE00060-E | HNTRLib2でエラーが発生しました。 | 異常終了 | 画面 | − |
| 61 | KDAE00061-E | ランタイムエラーが発生しました。[XXX] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXX:返される例外メッセージ。[Ctrl]+[C]を押した場合は「User shutdown」を出力します。 スタックトレースを出力します。 |
| 62 | KDAE00062-W | メッセージハンドラが存在しません。[XXXX] | 続行 | SFShift.log | XXXX:メッセージID |
| 63 | KDAE00063-E | ファイルのデータが不正です。[XXXX][YYYY] | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
XXXX:不正な項目名 YYYY:ファイル名 ファイルの項目を見直してください。その後,コマンドに「-clean」を指定して再実行してください。 |
| 64 | KDAE00064-I | cleanオプションを指定して実行します。 | 続行 | 画面 SFShift.log |
− |
| 65 | KDAE00065-E | ロールバックに失敗しました。 | 異常終了 | 画面 SFShift.log |
− |
| 66 | KDAE00066-W | キーの重複を検出しました。[XXXX:YYYY] | 続行 | 画面 SFShift.log |
XXXX:対象ファイルパス YYYY:変換に失敗したデータのレコード番号 スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。 |
| 67 | KDAE00067-W | 予約の受信者がシステムに存在しないため,受信者データは移行しません。[XXXX][day:YY][RSkey:ZZZZ] | 続行 | SFShift.log | XXXX:対象ファイル名 YY:日 ZZZZ:RSkey |
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