Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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13.10 「SFShift」メッセージ

SFShiftコマンドを実行した際に出力されるメッセージを次の表に示します。メッセージテキスト中の「移行コマンド」は,SFShiftコマンドを指します。SFShift.logは<インストールディレクトリ>\tool\sfshift\logの下に生成されます。

SFShiftコマンドの指定方法については,「11.3.8 SFShift(HiRDB用ファイルへの変換)」を参照してください。

表13-17 SFShiftコマンド実行時のメッセージ

項番 メッセージID メッセージ 発生後の処理 メッセージの出力先 対処
1 KDAE00001-I 移行コマンドを開始します。 続行 画面
SFShift.log
2 KDAE00002-I 移行コマンドを終了します。[ReturnCode=XXXX] 正常終了 画面
SFShift.log
XXXX:移行コマンドのリターンコード
3 KDAE00003-E 移行コマンドを終了します。[ReturnCode=XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:移行コマンドのリターンコード
SFShift.logからエラー内容を確認し,要因を取り除いた後,再実行してください。
4 KDAE00004-E オプションが不正です。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:指定された文字列
オプションが正しいか確認後,再実行してください。
5 KDAE00005-E 指定されたパスは256byteを超えています。 異常終了 画面
SFShift.log
オプション「-path」で指定するパス長を256バイト以内で指定して再実行してください。
6 KDAE00006-E 指定されたフォルダ名称は32byteを超えています。 異常終了 画面
SFShift.log
オプション「-out」のフォルダ名称を32バイト以内で指定して,再実行してください。
7 KDAE00007-E オプション[XXX]に指定された文字列が不正です。[YYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXX:オプション
YYY:オプションで指定された文字列
正しいオプションを指定して再実行してください。
8 KDAE00008-E オプション[XXX]が複数指定されています。 異常終了 画面
SFShift.log
正しいオプションを指定して再実行してください。
9 KDAE00009-I 移行コマンドは既に完了しています。再実行する場合はオプション「-clean」を指定してください。 正常終了 画面
SFShift.log
オプション「-clean」を指定して再実行してください。
10 KDAE00010-I 移行コマンドは既に開始しています。 正常終了 画面 既に移行コマンドが実行されているため,終了するまで再実行しないでください。
11 KDAE00011-E ファイルの読み込みに失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
YYYY:関数から取得したエラー番号
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
12 KDAE00012-E ファイルの書き込みに失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
YYYY:関数から取得したエラー番号
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
13 KDAE00013-E ファイルのコピーに失敗しました。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
14 KDAE00014-E ファイル名変更に失敗しました。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
15 KDAE00015-E ファイル作成に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
YYYY:関数から取得したエラー番号
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
16 KDAE00016-E ファイル削除に失敗しました。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
17 KDAE00017-E ファイルサイズ取得に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
YYYY:関数から取得したエラー番号
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
18 KDAE00018-E 前提ファイルは存在しません。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルが存在している場合は,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
対象ファイルが存在しない場合は,「-clean」オプションを指定して再実行してください。
19 KDAE00019-W 対象データは存在しません。[XXXX][errno=YYYY] 続行 SFShift.log XXXX:対象ファイル・フォルダ名
YYYY:関数から取得したエラー番号
20 KDAE00020-E ファイルポインタ移動に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
YYYY:関数から取得したエラー番号
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
21 KDAE00021-E ファイルサイズ変更に失敗しました。[XXXX][errno=YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
YYYY:関数から取得したエラー番号
SFShift.logから対象ファイルを確認し,対象ファイルのアクセス権を確認して再実行してください。
22 KDAE00022-E フォルダ作成に失敗しました。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象フォルダ名
23 KDAE00023-E フォルダ削除に失敗しました。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象フォルダ名
24 KDAE00024-W ファイルのデータ構造が不正です。このファイルのデータは移行しません。[XXXX] 続行 SFShift.log XXXX:対象ファイル名
25 KDAE00025-I 移行用ファイルを作成します。[XXX] 続行 画面
SFShift.log
XXX:対象ファイル名
26 KDAE00026-I 移行用ファイルの作成を終了します。[XXX] 続行 画面
SFShift.log
XXX:対象ファイル名
27 KDAE00027-I 組織データ[XXX]の変換を開始します。 続行 画面
SFShift.log
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「メンバ」,施設の組織データの場合は「施設」
28 KDAE00028-I 組織データ[XXX]の変換を終了します。[YYYY成功] 続行 画面
SFShift.log
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」
YYYY:変換成功レコード数
29 KDAE00029-I 組織データ[YYY]を変換中です。[XXXX成功] 続行 画面 XXXX:変換成功レコード数
YYY:変換対象がユーザの組織データの場合は「施設」,施設の組織データの場合は「ユーザ」
30 KDAE00030-I メンバデータ[XXX]の変換を開始します。 続行 画面
SFShift.log
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」
31 KDAE00031-I メンバデータ[YYY]を変換中です。[XXXX成功] 続行 画面 XXXX:変換成功レコード数
YYY:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」
32 KDAE00032-I メンバデータ[XXX]の変換を終了します。[YYYY] 続行 画面
SFShift.log
XXX:変換対象がユーザの組織データの場合は「ユーザ」,施設の組織データの場合は「施設」
YYYY:変換成功レコード数
33 KDAE00033-I 設定データ[XXXX][YYYY]の変換を開始します。 続行 画面
SFShift.log
移行対象がシステム定義の設定データの場合
  • XXXX:「システム」
  • YYYY:対象テーブル名
移行対象がユーザ定義の設定データの場合
  • XXXX:「ユーザ」
  • YYYY:「-」
34 KDAE00034-I 設定データ[ZZZZ]を変換中です。[XXXX][YYYY成功] 続行 画面 移行対象がシステム定義の設定データの場合
  • XXXX:対象テーブル名
  • YYYY:変換成功レコード数
  • ZZZZ:「システム」
移行対象がユーザ定義の設定データの場合
  • XXXX:「-」
  • YYYY:終了ユーザ数+終了施設数
  • ZZZZ:「ユーザ」
35 KDAE00035-I 設定データ[XXXX][YYYY]の変換を終了します。 続行 画面
SFShift.log
移行対象がシステム定義の設定データの場合
  • XXXX:「システム」
  • YYYY:対象テーブル名
移行対象がユーザ定義の設定データの場合
  • XXXX:「ユーザ」
  • YYYY:「-」
36 KDAE00036-I スケジュールデータの変換を開始します。 続行 画面
SFShift.log
37 KDAE00037-I スケジュールデータの変換を終了します。[XXXX] 続行 画面
SFShift.log
XXXX:終了ユーザ数+終了施設数
38 KDAE00038-I スケジュールデータ[XXXX]の変換を開始します。 続行 SFShift.log XXXX:対象ユーザ・施設ID
39 KDAE00039-I スケジュールデータ[XXXX]の変換を終了します。 続行 SFShift.log XXXX:対象ユーザ・施設ID
40 KDAE00040-I スケジュールデータを変換中です。[XXXX/YYYY成功] 続行 画面 XXXX:終了ユーザ数+終了施設数
YYYY:SFShiftコマンド実行時の中間ファイルであるユーザ・施設一覧表のレコード数。「YYYY」部分は固定
41 KDAE00041-I ログファイル(SFShift.log)出力を開始します。 続行 画面
SFShift.log
42 KDAE00042-E ログファイル(SFShift.log)出力に失敗しました。 異常終了 画面 <インストールディレクトリ>\tool\logのアクセス権を確認後,再実行してください。
43 KDAE00043-I ログファイル(SFShift.log)出力を終了します。 続行 画面
SFShift.log
44 KDAE00044-W データの文字種が不正です。[XXXX][Y][ZZZZ] 続行 画面
SFShift.log
XXXX:ユーザID
Y:チェック番号
ZZZZ:ファイル名
スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。
45 KDAE00045-W データのバイト数が不正です。[XXXX][Y][ZZZZ] 続行 画面
SFShift.log
XXXX:ユーザID
Y:チェック番号
ZZZZ:ファイル名
スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。
46 KDAE00046-W データの範囲が不正です。[XXXX][Y][ZZZZ] 続行 画面
SFShift.log
XXXX:ユーザID
Y:チェック番号
ZZZZ:ファイル名
スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。
47 KDAE00047-W 移行対象サーバに所属していないユーザ/施設です。[XXX] 続行 SFShift.log XXX:<スケジュール格納ディレクトリ>下に存在する,フォルダ名称が10バイト以下のフォルダ名
対象となるユーザ・施設が実際に所属しているホームサーバに,スケジュールデータを移動して移行してください。
48 KDAE00048-W 対象フォルダ[XXX]が存在しません。このフォルダ以下のデータは移行しません。 続行 SFShift.log XXX:移行対象フォルダ名(etc,room,移行コマンドを実行したサーバに所属するユーザ・施設ID)
49 KDAE00049-E フォルダ構成が不正です。フォルダ[XXX]が存在しません。 異常終了 画面
SFShift.log
XXX:移行に必要な前提フォルダのパス
「<インストールディレクトリ>\tool」以下のフォルダ構成を確認し,不足しているフォルダがあれば新規に作成してください。
その後,コマンドに「-clean」オプションを指定して再実行してください。
50 KDAE00050-W pdload用制御ファイル[XXX]の1行目が1024byteを超えました。pdloadを実行する前に,1行目のデータが1023byte以内になるようにpdload用制御ファイルを分割してください。 続行 SFShift.log XXX:pdload用制御情報ファイルパス
pdload用制御情報ファイルの1行目に入力データファイルパスを複数記述している場合,記述を別のpdload用制御情報ファイルに分割してください。
その後,pdload実行バッチファイルには,分割した制御情報ファイルを指定したpdload文を追加してください。
51 KDAE00051-I ホームサーバ[XXX]のデータを移行します。 続行 画面
SFShift.log
XXX:ホームサーバ名
52 KDAE00052-I 処理を開始します。[XXX] 続行 SFShift.log XXX:関数名
このメッセージは,関数の実行開始時に出力します。
53 KDAE00053-I 処理を終了します。[XXX] 続行 SFShift.log XXX:関数名
このメッセージは,関数の実行終了時に出力します。
54 KDAE00054-W 文字コードの変換に失敗しました。[XXXX:YYYY] 続行 SFShift.log XXXX:対象ファイルパス
YYYY:変換に失敗したデータのレコード番号
55 KDAE00055-E ファイルのデータ構造が不正です。[XXXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイル名
56 KDAE00056-I ユーザ・施設一覧表の作成を開始します。 続行 画面
SFShift.log
57 KDAE00057-I ユーザ・施設一覧表の作成を終了します。 続行 画面
SFShift.log
58 KDAE00058-E ユーザ・施設一覧表の作成に失敗しました。 異常終了 画面
SFShift.log
59 KDAE00059-W ユーザ・施設一覧表へのユーザ/施設の追加に失敗しました。[XXXX] 続行 SFShift.log XXXX:対象ユーザ・施設ID
60 KDAE00060-E HNTRLib2でエラーが発生しました。 異常終了 画面
61 KDAE00061-E ランタイムエラーが発生しました。[XXX] 異常終了 画面
SFShift.log
XXX:返される例外メッセージ。[Ctrl]+[C]を押した場合は「User shutdown」を出力します。
スタックトレースを出力します。
62 KDAE00062-W メッセージハンドラが存在しません。[XXXX] 続行 SFShift.log XXXX:メッセージID
63 KDAE00063-E ファイルのデータが不正です。[XXXX][YYYY] 異常終了 画面
SFShift.log
XXXX:不正な項目名
YYYY:ファイル名
ファイルの項目を見直してください。その後,コマンドに「-clean」を指定して再実行してください。
64 KDAE00064-I cleanオプションを指定して実行します。 続行 画面
SFShift.log
65 KDAE00065-E ロールバックに失敗しました。 異常終了 画面
SFShift.log
66 KDAE00066-W キーの重複を検出しました。[XXXX:YYYY] 続行 画面
SFShift.log
XXXX:対象ファイルパス
YYYY:変換に失敗したデータのレコード番号
スキップデータファイルから対象データを確認し,正しいデータに修正してください。その後,pdload実行バッチファイルでpdloadコマンドを実行して,HiRDBにロードしてください。
67 KDAE00067-W 予約の受信者がシステムに存在しないため,受信者データは移行しません。[XXXX][day:YY][RSkey:ZZZZ] 続行 SFShift.log XXXX:対象ファイル名
YY:日
ZZZZ:RSkey

(凡例)
−:対処は不要です。