JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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3.1.1 システム情報の取得手順

システム情報を取得するには,リモートインストールマネージャから「システム情報の取得」ジョブを実行します。ここでは,画面遷移を中心に,システム情報の取得手順を説明します。

なお,レジストリ取得項目が配布されている場合は,システム情報とレジストリ情報を一度に取得します。レジストリ取得項目の作成方法および配布方法については,「3.1.2 レジストリ情報の取得方法」を参照してください。

システム情報の取得手順を次に示します。

  1. [ジョブ定義]ウィンドウで[ファイル]−[ジョブ定義の新規作成]を選択する。
    [ジョブ定義の新規作成]ダイアログボックスが表示されます。

    図3-1 [ジョブ定義の新規作成]ダイアログボックス

    [図データ]

  2. ジョブ種別に「システム情報の取得」を指定し,[OK]ボタンをクリックする。
    [ジョブの作成]ダイアログボックスが表示されます。

    図3-2 [ジョブの作成]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. [オプション]パネルで,システム情報およびレジストリ情報の取得方法を設定する。

    図3-3 [オプション]パネル

    [図データ]

    [オプション]パネルの設定方法については,「3.1.3 [オプション]パネルの設定」を参照してください。
    また,ダイアログボックス上に表示されるそのほかのパネルの種類および設定内容は次のとおりです。
    [ジョブ]パネル
    ジョブ名を設定します。[ジョブ]パネルの設定方法については,「8.2.3 [ジョブ]パネルの設定」を参照してください。
    [あて先]パネル
    システム情報を取得するホストを設定します。必ず一つ以上設定してください。[あて先]パネルの設定方法については,「8.2.4 [あて先]パネルの設定」を参照してください。
    [スケジュール]パネル
    ジョブの登録日時,実行日時,および実行期限を設定します。[スケジュール]パネルの設定方法については,「8.2.5 [スケジュール]パネルの設定」を参照してください。
    [クライアント制御]パネル
    クライアント制御機能を使用するかどうかを設定できます。[クライアント制御]パネルの設定方法については,「8.2.6 [クライアント制御]パネルの設定」を参照してください。
  4. 設定が完了したら,[実行]ボタンをクリックする。
    システム情報を取得するジョブが実行されます。
    なお,ジョブ実行時にジョブを保存しておくと,ジョブが失敗した場合に再実行したり,既存のジョブを編集してジョブを新規作成する手間を省いたりできます。[保存]または[保存&実行]ボタンを使用していったんジョブを保存することをお勧めします。
    ジョブを保存するには,[ジョブ定義]ウィンドウに保存先のフォルダが必要です。フォルダの作成方法については,「8.3.2 保存したジョブおよびフォルダの管理」を参照してください。
  5. ジョブの実行状況を確認する。
    リモートインストールマネージャの[ファイル]メニューから,[新規作成]−[ジョブ実行状況]を選択して,[ジョブ実行状況]ウィンドウを表示します。

    図3-4 [ジョブ実行状況]ウィンドウ

    [図データ]

    システム情報の取得に関するジョブは,ジョブ名の前に次のアイコンが表示されます。
    • [図データ]:「システム情報の取得」ジョブ
    • [図データ]:「レジストリ取得項目の転送」ジョブ
    実行したジョブを選択すると,右枠に実行状況が表示されます。ジョブの実行状況の確認方法については,「8.4 ジョブの実行状況を確認する」を参照してください。
  6. ジョブの実行が完了したら,取得したシステム情報を確認する。
    取得したシステム情報は,リモートインストールマネージャから確認します。システム情報の確認方法については,「3.1.5 取得したシステム情報の確認」を参照してください。

取得したシステム情報は,インベントリビューアを使用して表示・集計できます。インベントリビューアの操作については,「4. インベントリ情報を管理する」を参照してください。