ここでは，取得が必要な資料の取得方法と調査方法の参照先を示します。また，snapshotログとして取得できる情報の種類についても示します。

表5-3　取得が必要な資料の取得方法と調査方法の参照先

項番	資料の種類	デフォルト設定のsnapshotログで 取得可※1	参照先
			個別の収集方法	調査方法
1	メッセージログ	○	5.4.1 5.4.2　 5.4.3	5.5.1 5.5.2 5.5.3
2	ユーザログ	○
3	例外ログ	○
4	保守用ログ	○
5	性能解析トレース	○	5.4.4	3.3 5.5.4
6	JavaVMのスレッドダンプ	○※2	5.4.5	5.5.5
7	JavaVMのガーベージコレクションのログ	×	5.4.6	5.5.6
8	メモリダンプ	×※2	5.4.7	−※3
9	日立JavaVMログファイル※4	×	5.4.8	5.5.7
10	エラーリポートファイル	×	5.4.9	5.5.8
11	OSの状態・ログ	○	5.4.10	5.5.9
12	OSの統計情報	×	5.4.11	−※3
13	定義情報	○	5.4.12	−※3
14	作業ディレクトリ	×	5.4.13	−※3
15	リソースの設定	×	5.4.14	−※3
16	Webサーバのログ	×	5.4.15	−※3
17	JavaVMのスタックトレース※3 ※5	×	5.4.16	5.5.10

（凡例）○：取得できます。　×：取得できません。

注※1

snapshotログの収集対象ディレクトリを追加すれば取得できます。

注※2

あらかじめ障害検知時コマンドなどによって出力されている場合だけ収集できます（snapshotログ収集時には，これらのダンプを出力するコマンドは実行されません）。

注※3

保守員が使用する資料です。

注※4

usrconf.cfgのadd.jvm.argキーに特定のオプションを指定している場合に出力されます。取得するためのオプションについては，「5.4.8　日立固有のJavaVMログの取得（日立JavaVMログファイル）」を参照してください。また，各オプションの詳細について，マニュアル「Cosminexus　リファレンス　定義編」を参照してください。

注※5

UNIXを使用している場合だけ出力されます。