Cosminexus システム運用ガイド
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ここでは,JavaVMが出力するメッセージログの取得について説明します。
JavaVMでクラッシュが発生した場合,JavaVMはデバッグ情報を標準出力とエラーリポートファイルに出力します。
エラーリポートファイルは,次の場合に出力されます。
- JNIの中でシグナルが発生したとき
- JavaVMでCヒープ不足が発生したとき
- JavaVMで予期しないシグナルが発生したとき
- JavaVMでInternal Error(内部論理エラー)が発生したとき
ただし,エラーリポートファイルの作成時にシグナルやメモリ不足が発生した場合,このファイルは作成されません。
- <この項の構成>
- (1) Windowsの場合
- (2) UNIXの場合
(1) Windowsの場合
エラーリポートファイルの出力先および出力ファイル名は次のとおりです。
<作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名>\hs_err_pid<サーバプロセスのプロセスID>.log
- 参考
- Cヒープが不足した場合,次の順序でメッセージ出力およびダンプ出力が実行されます。必要な情報を取得してください。
- Cヒープ不足を示すメッセージログが,エラーリポートファイルおよび標準出力に出力されます。
- 1.の実行中にメモリ不足が発生した場合,簡易メッセージが標準出力に出力されます。
- ワトソンログが起動され,ダンプ出力が実行されます。
(2) UNIXの場合
エラーリポートファイルの出力先および出力ファイル名は次のとおりです。
<作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名>/hs_err_pid<サーバプロセスのプロセスID>.log
- 参考
- Cヒープが不足した場合,次の順序でメッセージ出力およびcoreダンプの生成が実行されます。必要な情報を取得してください。
- Cヒープ不足を示すメッセージログが,エラーリポートファイルおよび標準出力に出力されます。
- 1.の実行中にメモリ不足が発生した場合,簡易メッセージが標準出力に出力されます。
- 簡易メッセージの出力処理中にさらにメモリ不足が発生した場合,メッセージおよびエラーログファイルの出力処理を中止して,coreダンプを生成します。
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