JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
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7.6 コマンドの自動実行スケジュールの設定
(1) 案件情報の集計(jsscollectdata)
メイン画面(案件状況)で案件の状況を確認したり,案件を集計したレポートをファイル出力したりするために,jsscollectdataコマンドを定期的に実行する必要があります。コマンドの定期実行には,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを使用します。JP1/Service Support - Task Serviceサービスによって,jsscollectdataコマンドを定期的に実行する手順を次に示します。
- タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)を編集して,jsscollectdataコマンドを実行するように設定して,コマンド実行時刻(hh:mm)を指定する。
jsscollectdataコマンドは前日分までのデータを集計するため,タスクは午前0時以降のアクセスが少ない時間帯に毎日実行することをお勧めします。デフォルトでは午前2時に実行するよう指定されています。
タスク実行サービス定義ファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)」を参照してください。
- Windows Server 2003のスタートメニューから,[管理ツール]−[サービス]を選択する。
[サービス]ダイアログボックスが表示されます。
- [JP1/Service Support - Task Serviceサービス]を右クリックし,ポップアップメニューから[開始]を選択する。
サービスが起動し,指定した時刻にjsscollectdataコマンドが実行されます。
(2) 期限前通知(jssinformperiod)
案件の作業期限が過ぎる前に,案件の担当者と案件が属するプロセスワークボードの管理者に「作業期限が近づいている」ことをメールで通知するには,jssinformperiodコマンドを定期的に実行する必要があります。コマンドの定期実行には,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを使用します。JP1/Service Support - Task Serviceサービスによって,jssinformperiodコマンドを定期的に実行する手順を次に示します。
- タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)を編集して,jssinformperiodコマンドを実行するように設定して,コマンド実行時刻(hh:mm)を指定する。
jssinformperiodコマンドは,案件の作業期限をチェックしてメールを送信するため,午前0時以降のアクセスが少ない時間帯に毎日実行することをお勧めします。デフォルトでは午前3時に実行するよう指定されています。
タスク実行サービス定義ファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)」を参照してください。
- Windows Server 2003のスタートメニューから,[管理ツール]−[サービス]を選択する。
[サービス]ダイアログボックスが表示されます。
- [JP1/Service Support - Task Serviceサービス]を右クリックし,ポップアップメニューから[開始]を選択する。
サービスが起動し,指定した時刻にjssinformperiodコマンドが実行されます。
案件の作業期限の何日前にメールで通知するか,メールの通知回数などの情報は[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面の[基本設定]タブで指定します。詳細については,「7.4 プロセスワークボードの作成」を参照してください。また,期限前通知メールのあて先やメールの形式などの情報はメール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)で指定します。詳細については,「14. 定義ファイル」の「メール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)」を参照してください。
(3) メールによる案件登録(jssitementrybymail)
メールで案件を登録するには,jssitementrybymailコマンドを定期的に実行する必要があります。コマンドの定期実行には,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを使用します。JP1/Service Support - Task Serviceサービスによって,jssitementrybymailコマンドを定期的に実行する手順を次に示します。
- タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)を編集して,jssitementrybymailコマンドを実行するように設定して,コマンド実行間隔(分単位)を指定する。
jssitementrybymailコマンドは,特定のあて先に届いたメールの内容をチェックして,該当するプロセスワークボードに案件として登録します。デフォルトでは60分間隔で実行するよう指定されています。
タスク実行サービス定義ファイルの詳細については,「14. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)」を参照してください。
- Windows Server 2003のスタートメニューから,[管理ツール]−[サービス]を選択する。
[サービス]ダイアログボックスが表示されます。
- [JP1/Service Support - Task Serviceサービス]を右クリックし,ポップアップメニューから[開始]を選択する。
サービスが起動し,指定した間隔でjssitementrybymailコマンドが実行されます。
このほかにも,メールによる案件登録に必要な情報を設定する必要があります。詳細については,「7.10 メールで案件を登録するための環境設定」を参照してください。
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