JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
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ユーザーの運用に合わせて,案件フォームを次のようにカスタマイズできます。
案件フォームのカスタマイズには,案件フォーム定義ファイルおよびjssformdefコマンドを使用します。jssformdefコマンドを使用するには,Administrators権限が必要です。
案件フォームIDやバージョン,使用状況など,案件フォームの情報は,GUIから参照できます。また,不要な案件フォームは削除できます。複数登録された案件フォームの中から,プロセスの標準案件フォームを設定することもできます。設定した案件フォームは,次に作成する案件から有効になります。なお,この操作ができるのは,プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザーです。
次に,それぞれの操作手順を説明します。
- <この節の構成>
- (1) カスタマイズ手順
- (2) 案件フォーム情報の参照
- (3) 案件フォームの削除
- (4) プロセスの標準案件フォームの設定
(1) カスタマイズ手順
案件フォームをカスタマイズする手順を次に示します。
- 案件フォーム定義ファイルを作成する。
案件フォーム定義ファイルを作成して,案件フォームに表示する項目や項目名を設定します。案件フォーム定義ファイルについては,「14. 定義ファイル」の「案件フォーム定義ファイル(任意)」および「案件検索用の案件フォーム定義ファイル(任意)」を参照してください。
- JP1/Service Support - DB Serverサービス以外のJP1/IM - Service Supportのサービスを停止する。
次の順番でサービスを停止します。
1. JP1/Service Support - Task Serviceサービス
2. JP1/Service Support - Web Serviceサービス
3. JP1/Service Supportサービス
JP1/Service Support - DB Serverサービスは起動しておいてください。
- jssformdefコマンドを実行する。
jssformdefコマンドを実行して,案件フォームをカスタマイズします。コマンドの実行中は,案件管理DBをメンテナンスするコマンドやJP1/IM - Service Supportのサービスを起動しないでください。jssformdefコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jssformdef(案件フォーム登録)」を参照してください。
- JP1/IM - Service Supportのサービスを起動する。
次の順番でサービスを起動します。
1. JP1/Service Supportサービス
2. JP1/Service Support - Web Serviceサービス
3. JP1/Service Support - Task Serviceサービス
(2) 案件フォーム情報の参照
案件フォーム情報を参照する手順を次に示します。
- メイン画面(案件一覧)のメニューから[オプション]−[案件フォームの管理]を選択する。
次の図に示す[案件フォームの管理]画面が表示されます。
図7-20 [案件フォームの管理]画面
![[図データ]](FIGURE/ZA071900.GIF)
- 参照したい案件フォームを選択して,[案件フォームの管理]画面のメニューから[アクション]−[案件フォームの詳細情報]を選択する。
案件フォームのID,または案件フォーム名を選択すると,案件フォームを選択できます。
次の図に示す[案件フォームの詳細情報]画面が表示されます。
図7-21 [案件フォームの詳細情報]画面
![[図データ]](FIGURE/ZA072000.GIF)
- 参考
- 案件フォームの情報は,右クリックメニューでも参照できます。[案件フォームの管理]画面で,参照したい案件フォームのID,または案件フォーム名を右クリックして,[案件フォームの詳細情報]を選択します。
(3) 案件フォームの削除
案件フォームを削除する手順を次に示します。
- メイン画面(案件一覧)のメニューから[オプション]−[案件フォームの管理]を選択する。
[案件フォームの管理]画面が表示されます。
- 削除したい案件フォームを選択する。
ただし,次の条件に当てはまる案件フォームは削除できません。
- プロセスワークボードで利用されている案件フォーム
- 案件で利用されている案件フォーム
- プロセスの標準案件フォームに設定されている案件フォーム
プロセスワークボードや案件で利用されているかどうかは[案件フォームの詳細情報]画面で確認できます。プロセスの標準案件フォームかどうかは,[案件フォーム管理]画面,および[案件フォームの詳細情報]画面で確認できます。
なお,削除待ち状態のプロセスワークボードや案件が案件フォームを利用している場合,その案件フォームは削除できません。jssdelrecコマンドを実行して,削除待ち状態のプロセスワークボードや案件を案件管理DBから削除してください。jssdelrecコマンドの詳細については,「13. コマンド」の「jssdelrec(案件管理DBデータ削除)」を参照してください。
- [案件フォームの管理]画面のメニューから[アクション]−[案件フォームの削除]を選択する。
削除するかどうか確認するダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,案件フォームが削除されます。
- 参考
- 案件フォームの削除は,右クリックメニューでも実行できます。[案件フォームの管理]画面で,削除したい案件フォームのID,または案件フォーム名を右クリックして,[案件フォームの削除]を選択します。
(4) プロセスの標準案件フォームの設定
プロセスの標準案件フォームを設定する手順を次に示します。
- メイン画面(案件一覧)のメニューから[オプション]−[案件フォームの管理]を選択する。
[案件フォームの管理]画面が表示されます。
- プロセスの標準案件フォームに設定したい案件フォームを選択する。
すでにプロセスの標準案件フォームに設定されている案件フォームは選択できません。
- [案件フォームの管理]画面のメニューから[アクション]−[プロセスの標準案件フォームに設定]を選択する。
プロセスの標準案件フォームに設定するかどうか確認するダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,案件フォームがプロセスの標準案件フォームに設定されます。
- 参考
- プロセスの標準案件フォームの設定は,右クリックメニューでも実行できます。[案件フォームの管理]画面で,設定したい案件フォームのID,または案件フォーム名を右クリックして,[プロセスの標準案件フォームに設定]を選択します。
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