JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド

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タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)

説明

案件情報の集計(jsscollectdata)コマンド,メールによる案件登録(jssitementrybymail)コマンド,および期限前通知(jssinformperiod)コマンドを自動実行する場合に,実行時刻や実行間隔を定義したりします。このファイルを編集して,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを起動することで,各コマンドを自動実行できるようになります。

形式

;コメント文
[jsscollectdata]
use=false
basetime=02:00
 :
[jssitementrybymail]
use=false
period=60
 :
[jssinformperiod]
use=false
basetime=03:00
 :

「;(セミコロン)」で始まる行はコメント扱いとなります。


ファイル名

格納先フォルダ

IM-SSパス\conf\

定義の反映時期

JP1/Service Support - Task Serviceサービスを再起動したあと,反映されます。

記述内容

タスク実行サービス定義ファイルの形式は,次のようになっています。

[セクション]
キー=
キー=
 :

各セクションには,次の表に示す指定キーを指定できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。

表14-22 タスク実行サービス定義ファイルで指定するセクションおよび指定キー一覧

項目 説明 デフォルト値
セクション名
  • [jsscollectdata]
  • [jssitementrybymail]
  • [jssinformperiod]
実行したいコマンドを識別する名称を指定する。左記の値以外は指定できない。 モデルファイルには各セクション名が記述されている。
指定キー名 use コマンドを実行するかどうかを指定する。
  • false = 実行しない
  • true = 実行する
false
basetime セクション名がjsscollectdataとjssinformperiodの場合は,コマンドを実行する時刻を00:00〜23:59の範囲でhh:mm形式で指定する。指定した時刻にコマンドを実行するには,事前にサービスを起動する必要がある。
  • jsscollectdata:02:00
  • jssinformperiod:03:00
period セクション名がjssitementrybymailの場合は,コマンドを実行する間隔を,5〜120の分単位の数字で指定する。 60

注意事項