JP1/Integrated Management - Service Support システム構築・運用ガイド
プロセスワークボードを追加したり,削除したりする手順を次に示します。また,追加したプロセスワークボード情報を編集する手順についても説明します。
プロセスワークボードを追加する手順を次に示します。この操作ができるのは,プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザーです。
図7-15 [プロセスワークボード作成]画面
表7-1 [プロセスワークボード作成]画面([基本設定]タブ)での設定項目
項目 | 説明 |
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プロセスワークボードID※ | プロセスワークボードIDを,半角英数字で1バイト以上64バイト以下で入力する。 |
システム※ | コンボボックスからプロセスワークボードの登録先となる対象システムを選択する。 |
プロセス※ | コンボボックスから,プロセスワークボードのプロセスを選択する。 |
案件フォーム※ | 使用する案件フォームを選択する。 プロセスごとに設定されている標準の案件フォームを使用する場合は,「プロセスの標準案件フォームを使用する」をチェックする。 プロセスワークボードごとに案件フォームを使い分けたい場合は,「プロセスの標準案件フォームを使用する」のチェックを外して,コンボボックスから任意の案件フォームを選択する。 コンボボックスの下部には,選択した案件フォームのコメントが表示される。 |
状態※ | コンボボックスからプロセスワークボードの状態を選択する。 |
プロセスワークボード管理者※ | [選択]ボタンをクリックすると表示される[ユーザー・ロール選択]画面から,プロセスワークボードの管理者を選択する。ユーザー,またはロールのどちらでも設定できる。 |
期限前メール通知設定 | 案件の作業期限が近づいていることを,担当者やプロセスワークボード管理者にメールで通知する場合は,「期限前にメール通知を行う」にチェックする。 「期限前日数」には,作業期限の何日前に通知するかの日数について,半角数字で1〜365日の範囲内で入力する。 「メール通知回数設定」では,「期限前日数の日に1回メール通知」,または「期限前日数の日から作業期限日まで毎日メール通知」のどちらかを選択する。 |
JP1イベント発行設定 | JP1/IM - Service SupportからJP1イベントを発行する設定の場合にだけ表示される。JP1/IM - Service SupportからJP1イベントを発行させたい場合にチェックする。 |
メールから登録された案件の担当者※ | メールによる案件登録コマンドを使用する場合にだけ表示される。[選択]ボタンをクリックすると表示される[ユーザー・ロール選択]画面から,メールから登録された案件の担当者を選択する。ユーザー,またはロールのどちらでも設定できる。 |
コメント | プロセスワークボードについてのコメントを,1,024バイト以内の文字列で入力する。 |
表7-2 [プロセスワークボード作成]画面([案件自動入力設定]タブ)での設定項目
項目 | 説明 |
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案件自動入力プロパティファイルの設定値を使用する | 案件自動入力プロパティファイルの設定値を使用する場合にチェックする。チェックすると,この項目以外の項目が非活性となり変更できなくなる。 |
案件の発生日時 | 案件の発生日時を自動入力させたい場合には,[設定する]を選択する。選択すると,[案件作成]画面を表示させた日時が自動的に入力される。 |
案件の開始日時 | 案件の開始日時を自動入力させたい場合には,[設定する]を選択する。選択すると,[案件作成]画面を表示させた日時が自動的に入力される。 |
案件の優先度 | 案件の優先度を自動入力させたい場合には,[設定する]を選択する。選択すると,入力された影響度,および重大度の組み合わせによって,案件登録時に優先度が自動入力される。 優先度の自動入力の基となる影響度,および重大度の組み合わせについては,ユーザーの運用に合わせてコンボボックスで設定することもできる。 |
案件の作業期限 | 案件の作業期限を自動入力させたい場合には,[設定する]を選択する。選択すると,案件の優先度に合わせて作業期限が自動で入力される。 作業期限は,優先度ごとに設定された時間数が,[案件作成]画面を表示させた時刻に加算されて自動入力される。加算される時間数は,半角数字で0〜8,760時間の範囲内でテキストボックスに入力して設定する。また,時間数を設定しないで,空白のままにしておくこともできる。空白の場合,作業期限は自動入力されない。 |
表7-3 [プロセスワークボード作成]画面([しきい値設定]タブ)での設定項目
項目 | 説明 |
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案件集計プロパティファイルの設定値を使用する | 案件集計プロパティファイルの設定値を使用する場合にチェックする。チェックすると,この項目以外の項目が非活性となり変更できなくなる。 |
長期化とする未解決時間 | 案件の登録日時からここで設定した時間が超過すると,長期化した案件と見なされ,メイン画面(案件状況)の「長期化」の件数に含まれる。0〜2,147,483,647時間の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
未処理案件のしきい値 | 未処理案件の件数がここで設定したしきい値を超えると,メイン画面(案件状況)で該当するプロセスワークボードの「未処理」部分が警告表示される。しきい値となる件数を,0〜2,147,483,647件の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
未完了案件のしきい値 | 未完了案件の件数がここで設定したしきい値を超えると,メイン画面(案件状況)で該当するプロセスワークボードの「未完了」部分が警告表示される。しきい値となる件数を,0〜2,147,483,647件の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
審議中案件のしきい値 | 審議中案件の件数がここで設定したしきい値を超えると,メイン画面(案件状況)で該当するプロセスワークボードの「審議中」部分が警告表示される。しきい値となる件数を,0〜2,147,483,647件の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
長期化案件のしきい値 | 長期化案件の件数がここで設定したしきい値を超えると,メイン画面(案件状況)で該当するプロセスワークボードの「長期化」部分が警告表示される。しきい値となる件数を,0〜2,147,483,647件の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
最優先案件のしきい値 | 最優先案件の件数がここで設定したしきい値を超えると,メイン画面(案件状況)で該当するプロセスワークボードの「最優先」部分が警告表示される。しきい値となる件数を,0〜2,147,483,647件の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
当日期限案件のしきい値 | 当日期限案件の件数がここで設定したしきい値を超えると,メイン画面(案件状況)で該当するプロセスワークボードの「当日期限」部分が警告表示される。しきい値となる件数を,0〜2,147,483,647件の範囲内で,半角数字の整数で入力する。 |
追加したプロセスワークボード情報を編集する手順を次に示します。この操作ができるのは,プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザー,およびプロセスワークボード管理者です。
図7-16 [プロセスワークボード編集]画面
プロセスワークボードを削除する手順を次に示します。この操作ができるのは,プロセスワークボード管理ロールに所属しているユーザーです。
プロセスワークボードを参照する手順を次に示します。この操作には,案件の参照権限が必要です。
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