Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
ストレージシステムの性能を分析するためのしきい値は,あらかじめ推奨値が設定されています。推奨値が運用に合わない場合は,しきい値を変更します。しきい値は,各ストレージシステムの性能指標を参考にして変更してください。
共通の性能指標のしきい値を変更すると,各機能の性能指標のしきい値に同じ値が適用されます。
- 性能問題特定
- MPブレードまたはMPユニットの性能分析
- ヘルスチェック
- Tuning Managerとの連携
Tuning Managerと連携するための設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。ストレージシステムの性能を分析するためのしきい値を変更するには
- [分析]タブの[よく使うタスク]で[性能しきい値設定]を選択します。
- 対象のストレージシステムのシリーズを選択し,性能指標を参考に各メトリックのしきい値を変更します。
設定した値は,分析画面の各メトリックの性能チャート上にしきい値として表示されます。
参考
- 設定したしきい値に従って,分析結果のグラフが色分けされて表示されます。[注意]のしきい値の範囲は黄色,[警告]のしきい値の範囲はピンク色で表示されます。
- 14.3.6 VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage PlatformまたはHUS VMのボリュームの性能指標(性能問題特定ウィザード)
- 14.3.7 Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPのボリュームの性能指標(性能問題特定ウィザード)
- 14.3.8 ミッドレンジストレージのボリュームの性能指標(性能問題特定ウィザード)
- 14.3.13 VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage PlatformまたはHUS VMのリソースの性能指標(ヘルスチェックレポート)
- 14.3.14 Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPのリソースの性能指標(ヘルスチェックレポート)
- 14.3.15 ミッドレンジストレージのリソースの性能指標(ヘルスチェックレポート)
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