Hitachi

EUR 帳票出力 リファレンス EUR Server編(UNIX(R)用)


15.5.1 設定項目一覧

EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)で指定できる内容を次の表に示します。

表15‒47 EUR Server - Spool Serviceの環境設定ファイル(EURPMLS.ini)で指定できる内容

セクション

キー

説明

PORT

EURPMLS

EUR Server - Spool Serviceのポート番号を指定します。

EURPMCL

EUR Client Serviceのポート番号を指定します。

PATH

CONF

構成定義ファイルがあるフォルダを指定します。

TEMP

EUR Server - Spool Serviceの作業フォルダを指定します。

ESF

EUR Server - Spool Serviceの蓄積フォルダを絶対パスで指定します。

POB

EUR Server - Spool Serviceの私書箱フォルダを絶対パスで指定します。

ERROR

LOGFILE

ログファイル(EURPMLS.log)の出力先フォルダを指定します。

LOGLEVEL

実行ログの出力レベルを指定します。

LOGSIZE

ログファイル(EURPMLS.log)のファイルサイズの上限を指定します。

OPTION

TEMPFILEDEL

印刷実行時に生成した一時ファイルを削除するかどうかを指定します。

ESFAUTODEL

期限が切れたスプールデータを自動削除するかどうかを指定します。

SOCKBUFFSIZE

ソケット通信に使用する通信バッファサイズの上限を指定します。

SPLOUTLINELIMIT

スプールデータの一覧を取得する場合の上限時間を指定します。

ESFID

複数のEUR Server - Spool Serviceが蓄積フォルダを共有する場合の管理IDを指定します。

AUTHENTICATION

配送印刷および帳票管理GUIの認証方式を指定します。

INTERVAL

配送印刷時のポーリング間隔を指定します。

PERSONALCATEGORY

ユーザの自分宛て帳票を取得するかどうかを指定します。

APSAUTO

EUR Application Serviceを自動起動するかどうかを指定します。

LDAPSERVER

LDAP認証を行う場合に,LDAPサーバのサーバ名およびポート番号を指定します。

LDAPBINDDN

LDAP認証を行う場合に,LDAPサーバでユーザ検索できる権限を持つユーザのIDを指定します。

LDAPPASSWORD

LDAP認証を行う場合に,LDAPサーバでユーザ検索できる権限を持つユーザのパスワードを指定します。指定したパスワードはLDAP接続情報暗号化ツールを使用して暗号化できます。

LDAPBASEDN

LDAP認証を行う場合に,LDAPサーバの検索ベースDNを指定します。

LDAPUIDATTR

LDAP認証を行う場合に,ログイン画面で入力されたログオンユーザの属性名を指定します。

LDAPTLS

LDAP認証を行う場合に,LDAPサーバとの通信をTLS通信で行うかどうかを指定します。

ENCRYPTPASSWORD

キーワードLDAPPASSWORDで指定したパスワードを暗号化したときに自動で指定されます。

RMDIRRETRYCOUNT

EUR Server - Spool Serviceで作業用一時ディレクトリの削除に失敗した場合,リトライする回数を指定します。

RMDIRINTERVALTIME

EUR Server - Spool Serviceで作業用一時ディレクトリの削除に失敗した場合,リトライするまでの待機時間を指定します。

LDAPPASSWORDEMPTYCHECK

LDAP認証を行う場合に,特定のキーまたはパスワードの必須チェックの有無を指定します。

STANDARDTIME

EUR Server - Spool Serviceが稼働するマシンの日付が変わったあと,EUR Server - Spool Serviceに対して最初の要求があったときに,蓄積期限が切れたスプールデータの削除,および保持期限が切れた宛先情報の状態変更(状態が「印刷済み」または「エラー」の場合は削除)を自動的に実行する処理において,日付変更の契機にローカルタイムと協定世界時(UTC)のどちらを使用するかを指定します。

CONVERTPAGELIMIT

スプールデータの印刷データをPDF形式ファイルに変換して取得する場合に許可するスプールデータの最大ページ数を指定します。

CONF

ADDRDEFFILENAME

宛先定義ファイルの名称に「addrdef.conf」以外のファイル名またはファイル形式を使用したい場合に,ファイルの名称を指定します。

THREAD

GENERAL

EUR Server - Spool Serviceの並列処理数を指定します。

EURPS

EUR Print Serviceの並列処理数を指定します。

MERGE

複数のスプールデータのジョブIDを指定して蓄積操作(印刷および取得)を実行する場合の並列処理数を指定します。

CONVERT

スプールデータの印刷データをPDF形式ファイルに変換して取得する場合の並列処理数を指定します。

TIMEOUT

CONNECT

意図しない接続元が,データ通信を行わないでEUR Server - Spool Serviceと接続したままの状態になった場合,切断するまでの時間を指定します(タイムアウト監視)。

ERRIGNORE

ソケットを接続してデータを通信しないで切断する処理(生死監視)が実行された場合に,切断を検知してもエラーを出力しない時間を指定します。

WAITINGLIMIT

配送印刷した帳票の状態が「印刷待ち」のときに,印刷待ちのままにしておく期限を指定します。

PRINTINGLIMIT

配送印刷した帳票の状態が「印刷中」のときに,印刷中のままにしておく期限を指定します。

PRINTEDLIMIT

配送印刷した帳票の状態が「印刷済み」のときに,スプールサーバから帳票を削除するまでの期限を指定します。

ERRORLIMIT

配送印刷した帳票の状態が「エラー」のときに,スプールサーバから帳票を削除するまでの期限を指定します。

LDAPCONNECT

LDAPサーバ接続時の通信タイムアウト監視時間を指定します。

LOGEXCLUSIVE

ログ出力の排他制御で,セマフォ無限待ちによる処理停止を回避するためのタイムアウト時間を指定します。Linux環境の場合だけ有効です。

AUDIT

SPOOLAUDITLOG

監査ログを出力するかどうかを指定します。

SPOOLLOG

監査ログファイル(eur_spool_audit.log)の出力先フォルダを指定します。

SPOOLLOGSIZE

監査ログファイル(eur_spool_audit.log)のファイルサイズの上限を指定します。

SPOOLLOGDATE

監査ログファイル(eur_spool_audit.log)のバックアップファイルの作成時刻を指定します。

SPOOLLOGNUM

監査ログファイル(eur_spool_audit.log)のバックアップファイルの保持数を指定します。

SPOOLLOGMODE

監査ログに出力する情報量のモードを指定します。