14.2.1 コマンドの種類
リモートインストールマネージャを使用した配布に関するコマンドの種類を、コマンドの目的別に示します。
(1) ジョブの作成や実行に関連するコマンド
このコマンドは、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのインストール先ディレクトリの更新権限を持ったユーザが、管理用サーバで実行できます。ローカルホスト上の配布管理システムに接続し、ジョブの作成や実行を行います。
機能 |
コマンド名 |
参照先 |
---|---|---|
リモートインストール関連のジョブを作成、実行します。作成、実行できるジョブは次の4種類です。
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dcminst.exe |
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リモートコレクト関連のジョブを作成、実行します。作成、実行できるジョブは次の4種類です。
また、収集したアーカイブファイルを復元します。 |
dcmcoll.exe |
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ファイル転送を中断、または再開します。 |
dcmsusp.exe |
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配布管理システムで定義されているジョブを実行します。 |
dcmjexe.exe |
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ジョブを再実行します。 |
dcmrtry.exe |
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実行したジョブを削除します。 |
dcmjbrm.exe |
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ジョブの定義を削除します。 |
dcmrmgen.exe |
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ジョブの実行状況を取得します。 |
dcmstat.exe |
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ジョブの実行状況を監視し、状況に応じて外部プログラムを起動します。 |
dcmstsw.exe |
(2) パッケージに関するコマンド
このコマンドは、JP1/IT Desktop Management 2のインストール先ディレクトリの更新権限を持ったユーザが実行できます。なお、catAndValidatePackagingFile.exeはすべてのユーザが実行できます。dcmpack.exeはパッケージャで指定した配布管理システムに接続し、パッケージングを行います。そのほかのコマンドについては、ローカルホスト上の配布管理システムに接続し、パッケージの削除、バックアップ取得、復元を行います。
機能 |
コマンド名 |
実行できるシステム |
参照先 |
---|---|---|---|
ユーザデータ、ユーザプログラムをパッケージングします。 |
dcmpack.exe |
パッケージャをインストール済みのコンピュータ |
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キャビネットからパッケージを削除します。 |
dcmpkrm.exe |
管理用サーバ |
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パッケージのバックアップを取得します。 |
dcmpkget.exe |
管理用サーバ |
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パッケージをバックアップから復元します。 |
dcmpkput.exe |
管理用サーバ |
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dcmpackコマンドで分割したファイルを結合し、分割前のファイルを復元します。 |
catAndValidatePackagingFile.exe |
すべてのコンピュータ |
(3) システム構成に関連するコマンド
このコマンドは、ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが、管理用サーバで実行できます。ローカルホスト上の配布管理システムに接続し、あて先グループへのポリシーの一括反映を行います。
機能 |
コマンド名 |
参照先 |
---|---|---|
作成したポリシーを一括反映し、登録されているホストをあて先グループに振り分けます。 |
dcmgpmnt.exe |